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広告 秋の花・山野草の育て方

シモバシラ(霜柱)の育て方

シモバシラ

シモバシラ(霜柱)は、本州(関東地方以西)、四国、九州に自生する、シソ科 シモバシラ属の多年草です。

初冬の頃、枯れ始めた茎の根本から霜柱のような氷柱が立つことからこの名があります。

シモバシラは種から育てましたが1月に種を播くと、その年の秋に花が咲き、あまり条件の良いところでなくても枯れることのないとても丈夫な植物です。

上のシモバシラ(霜柱)は、自宅で2017年12月19日に撮影した庭のシモバシラにいついた霜柱のような氷柱です。

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シモバシラ(霜柱)の特徴と育て方

シモバシラ

シモバシラ(霜柱) 2003年10月10日 撮影 栽培品(2003年1月播種

シモバシラ

シモバシラ(霜柱) 2012年12月29日 撮影 栽培品

       
和名シモバシラ(霜柱)
学名Keiskea japonica
科名・属名シソ科 シモバシラ属
分布本州(関東地方以西)、四国、九州
花期9~10月
特徴

山地の木陰に生えて冬に枯れて春に芽が出る宿根草。

茎は断面が四角形をしており、やや木質化し、高さ40~90cmになり、上部は枝分かれします。

葉は長楕円形で長さ8~20cm、幅3~5.5cm、鋸歯があります。

花穂は5~12cmで、上部の葉脈から出て唇形花をつける。花冠は白色で長さ約7㎜。

初冬の頃、枯れ始めた茎の根本から霜柱のような氷柱が立つことからこの名があります。年に2~3度ほどしか同じ株では見られません。

育て方

ある程度の耐寒性、耐暑性があり、植付けの土質も選ばない。

病虫害にも強く、栽培は簡単です。

山地の木陰に生えていることから半日陰で育てたほうが良い。

種から育てましたが、ある程度育った段階で地植えにしました。

あまり条件の良くない北側に植えましたが、枯れずに育って花も霜柱のような氷柱も見せてくれました。

大きくなったので2年前に植え替えましたが、日当たりのよくない場所なので、殖やしてもう少し明るい場所にも植えたいと思っています。

肥料は庭に施していると同じように寒肥と秋に施しています。

零れ種でも増えるし、挿し木でも、株分けでも殖やせます。

シモバシラ(霜柱)まとめ

シモバシラ

シモバシラ(霜柱) 2005年9月27日 撮影 栽培品

暖冬で初冬の頃に温度が下がらない年が多いので、家ではなかなか氷柱が立つのを見ることが出来ません。

特に乾燥が激しいことも影響しているようで我が家で見ることが出来たのは数回です。

育てやすい植物なので、庭植に植えて楽しむことのできる植物です。氷柱が何よりの鑑賞価値があります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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