シュウカイドウ(秋海棠)は中国、マレー半島原産で、シュウカイドウ科 ベゴニア属の植物で、江戸時代に渡来しましたが、現在は半野生化して群生地を作っているところもあり、8~9月の花時は観光客やカメラマンで賑わう場所も見られるようになっています。
湿り気のある明るい日陰を好むので、日陰の川べりや家の北側などに植えると夏から秋にかけて可憐な花を見ることが出来ます。
前に住んでいた家は北玄関だったので玄関の近くに群生を作ってとてもきれいでした。
その後は栽培していなかったのですが、いただいた苗から、シュウカイドウが思いがけなく育っていたので、北側で育てることにしました。
上のシュウカイドウ(秋海棠)は2018年9月26日に自宅で撮影したものです。
スポンサーリンクシュウカイドウ(秋海棠)の特徴
和名 | シュウカイドウ(秋海棠) |
学名 | Begonia grandis, Begonia evansiana |
科名・属名 | シュウカイドウ科 ベゴニア属 |
分布 | 中国、マレー半島 |
花期 | 8~9月 |
特徴 | 高さ40~60cm。 葉には鋸歯があり、左右が非対称の心臓形をしています。 長く下垂する花軸上に、下向きの花茎2~3cmの花を散房状に咲かせます。 江戸時代に渡来したもので、現在では帰化植物となって、半野生化しているものも見られ有名な群生地もあります。 湿り気のある明るい日陰を好むので、場所が合っていれば自然に殖えて季節にはきれいな花を見せてくれます。 栽培していた時は北側の空いている場所に植えていたので、毎年風流な花を楽しむことが出来ました。 |
育て方 | 湿り気のある明るい日陰を好むので、条件さえ合えば自然に増えて夏から秋にきれいな花を見せてくれます。 条件さえ合えば自然に殖えますが、乾燥しやすい土地の場合は腐葉土や堆肥などをすきこみ乾燥しやすい時は水をやった方が良いでしょう。 むかごや種で自然に殖えるので、庭植は植え替えをしないでも良いようです。 鉢植えにするときは、赤玉土小粒、腐葉土、軽石少量を配合した、水はけと水持ちの良い用土に、マグアンプKなどを入れて植えつけます。 肥料が多いと野生みが失われるので、肥料が多すぎると風流さが失われるので、追肥は必要ありません。 庭植は乾燥がひどい時以外は水やりは必要ありませんが、鉢植えは方面が乾き始めたらたっぷり水をやります。 むかごや種で殖やすことが出来ますが、条件が悪いととけてしまうこともあります。 |
日光植物園のシュウカイドウ
シュウカイドウ(秋海棠) 2003年9月14日 撮影 日光植物園