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トワダアシ(十和田葦)の育て方

トワダアシ

トワダアシ(十和田葦)は、イネ科クサヨシ属の耐寒性多年草です。日本各地の湿地に自生する湿地植物で、アシとなっていますがクサヨシの仲間になります。

ざらつきのある線形の葉に白とピンクの縦縞斑がはいった変種が、園芸品種として流通していて、これがトワダアシ(十和田葦)です。

私は草物盆栽にしていますが、上の写真は5年くらい前に作ったもので、植え替えていません。

育て方によりますが、我が家は草もの盆栽にして30㎝以下に育てています。

上のトワダアシ(十和田葦)は、自宅で2019年6月8日に撮影したた草物盆栽です。

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トワダアシ(十和田葦)の特徴と育て方

   
和名トワダアシ(十和田葦)
学名Phalaris arundinacea
科名・属名イネ科 クサヨシ属
分布園芸品種
花期
特徴

クサヨシはイネ科クサヨシ属の多年草で、地下茎を伸ばして湿地に群成します。草丈は150~180㎝なので、大きくなります。

ざらつきのある線形の葉に白とピンクの縦縞斑がはいった変種が、園芸品種として流通していて、これがトワダアシ(十和田葦)です。

園芸品種なので、自生地が十和田というわけではないようです。

トワダアシ(十和田葦)の草丈は20~40㎝でとても可憐な姿です。写真の草丈は30㎝弱です。

育て方

秋から春の成長期は風通しのよい日当たりで育てると間延びせずコンパクトに育ちます。

日光に当てたほうがピンクと白の斑がきれいに出ます。

湿生植物なので水切れに注意します。我が家は草もの盆栽にして、赤玉土や桐生砂などで育てていますが、水持ちの良い田土は成長が良いようです。腰水で水切れをしないような管理が良いようです。

寒冷地以外は屋外で管理できますが、水は切らさないようにします。

3~9月に2ヶ月に1度くらい緩効性化成肥料か発酵済み油粕を土の中に埋め込みます。

繁殖は春か秋に株分けします。

草物盆栽にすると植え替えなしで育てられるので手間がかかりません。

草物盆栽は植え替えをしないので、ケトの中の用土は桐生砂、硬質赤玉土などの固い用土を使って植えこんでいます。

トワダアシ(十和田葦)まとめ

湿生植物なので水切れに注意します。

成長期は日光に当てたほうが不がきれいになります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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