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アネモネ・パルマータ(Anemone palmata)の育て方

アネモネ・パルマータ

アネモネ・パルマータ(Anemone palmata)は地中海地方西部が自生地のようですので、育てやすいようですが高温多湿を嫌うのは、よく似ているアネモネ・クリニタ(Anemone crinita)アネモネ・レッセリー(Anemone x lesseri)と同じようです。

アネモネ・パルマータ(Anemone palmata)は日本でも流通しているようで、育てている方も多く、園芸店でも購入できるようです。

上のアネモネ・パルマータ(Anemone palmata)は、自宅で2008年5月3日に撮影した2006年7月播種の花です。

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アネモネ・パルマータ(Anemone palmata)の特徴と育て方

アネモネ・パルマータ

アネモネ・パルマータ(Anemone palmata) 2007年5月10日 撮影 栽培品(2006年7月播種)

和名アネモネ・パルマータ
学名Anemone palmata
科名・属名キンポウゲ科 イチリンソウ属
分布地中海地方西部
花期4〜5月
特徴

やさしいクリームイエローの花。

ロゼットの上葉の間から伸びた花径に花が咲いたときの丈が30cm。

葉は暗く、光沢のある群葉のマットを形作ります。

育て方

春と秋は日に当て、夏は半日陰で育てています。

用土は山野草用土や、水はけの良い山砂(軽石、硬質鹿沼土など)の混合用土で育てています。庭植にしている方も多いようで保水性と排水性の良い肥沃な土壌あ向いているようです。

水分を好むので水切れをしないように、また高温多湿にも弱いので、夏は風通しがよく涼しい場所での管理をします。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は秋から春は朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるように工夫します。

イチリンソウの仲間は育てやすいものが多く、アネモネ パルマータもその仲間に入りそうで楽しみです。

高山植物の仲間はポリカーボネートの波板の屋根下で管理しているのですが、殖えた分をロックガーデンに植えてみたいと思っています。

アネモネ・パルマータ(Anemone palmata)まとめ

アネモネにもいろいろな仲間がありますが、アネモネ・パルマータ(Anemone palmata)アネモネ・クリニタ(Anemone crinita)アネモネ・レッセリー(Anemone x lesseri)などは乾燥と高温多湿を嫌うようですが、それらに気をつければ育てやすい品種のようで、種も採取できるので、種から株の更新をはかることがことが出来て楽しみな植物です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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