カナダオダマキの園芸品種である「カナダオダマキ‘リトルランタン’ 」は、花の名前のように可憐な花が灯りのように咲き、その花に心を温められるようなきがします。
北アメリカ原産で明治末期に導入された多年草のカナダオダマキは、カナダのノバスコシア半島からテキサス州にかけて自生しています。距が長く伸びた細身の花が特徴のようです。
小形で可憐な「カナダオダマキ‘リトルランタン’ 」は黄花カナダオダマキと呼ばれる「カナダオダマキ 'コルベット'」とともに大切に育てています。
上のカナダオダマキ‘リトルランタン’は、自宅で2012年4月21日い撮影した種からの花です。
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カナダオダマキ‘リトルランタン’(Aquilegia canadensis 'Little Lanterns')の特徴と育て方
カナダオダマキ‘リトルランタン’ 2014年5月8日 撮影 種からの栽培品
和名 | カナダオダマキ‘リトルランタン’ |
学名 | Aquilegia canadensis 'Little Lanterns' |
科名・属名 | キンポウゲ科 オダマキ属 |
分布 | カナダ原産 |
花期 | 5月 |
特徴 | カナダオダマキの小型改良種。 名前の通り小さな赤い ランタンに明かりが灯ったような花を咲かせます。 |
育て方 | 軽石、蝦夷砂などに日光砂、硬質鹿沼土を主にした混合用土で、根に触れないようにマグァンプK を元肥に入れて、排水よく植え込みます。 春は日当たりの良いところで、梅雨以降は半日陰で(オダマキが毀れ種で殖えるところは朝日が当たるようなところで、1日中日光の当たるところには育っていない)、で管理します。 水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやり、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。 真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 植え替えは、3月か9月中旬~10月頃が適期です。鉢から抜いた株は長く伸びすぎた細い根は切り、太い根は根を傷つけないようにして植え替えます。 オダマキは多年草ですが、株が3~4年が過ぎると弱ってきますので、種からの更新は欠かせません。 購入した種か採取した種を播くことになりますが、栽培しているものの種を播くときは採り播きが発芽率が良いようです。 購入した種を播くときは1晩水につけて播きます。アキレギアの種は発芽しやすいものが多いようです。 |
群馬フラワーパークで見たカナダオダマキ(Aquilegia canadensis)
カナダオダマキ 2007年4月22日 撮影 群馬フラワーパーク
和名 | カナダオダマキ |
学名 | Aquilegia canadensis |
科名・属名 | キンポウゲ科 オダマキ属 |
分布 | ロッキー山脈以東 |
花期 | 4月~5月 |
特徴 | 丈およそ40cm前後、花径3cmほどの多年草。 日本の野生種では見られないオレンジ系の色です。 明治の終わりごろに日本に入ってきました。 |
群馬フラワーパークは園芸品種が主ですが、奥の方にロックガーデンがあり、山野草が植えてあります。丈夫な海外の植物が植えてあり、その中のカナダオダマキですが、カナダオダマキ‘リトルランタン’ と同じような花色でした。
想像の域を出ませんが、この花を親にして小型に改良されたのではないかと思うような花でした。
カナダオダマキ‘リトルランタン’まとめ
オダマキは株の寿命があまり長くないことから、種で更新しないと絶えてしまいます。しかし種ができやすく、発芽率も良いのでさほど苦労しなくても株の更新はできますが、長いことほかに品種と近くで栽培すると交配してしまうことがあるので、気をつけながら更新したいと思っています。
小形でとても可憐な「 カナダオダマキ‘リトルランタン’」心まで温めてくれるように毎年咲いてくれる素敵な花です。