Chaenorhinum origanifolium はピレネー山脈の植物の亜高山帯の石灰岩の亀裂に生えています。
それをもとに作出された園芸品種が、カエノリヌム・オリガニフォリウム‘サマースカイズ’(Chaenorrhinum origanifolium 'Summer Skies')でオオバコ科の特徴を持った薄紫の小さな花を次々に咲かせる素敵な花です。
イングリッシュガーデンをはじめ、コンテナ植えや寄せ植えなど様々な用途にマッチする花期の長い花です。
上のカエノリヌム・オリガニフォリウム‘サマースカイズ’は、自宅で2006年5月8日に撮影した種から育てた花です。
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カエノリヌム・オリガニフォリウム‘サマースカイズ’(Chaenorrhinum origanifolium 'Summer Skies')の特徴と育て方
カエノリヌム・オリガニフォリウム‘サマースカイズ’ 2005年5月12日 撮影 栽培品(種から)
和名 | カエノリヌム・オリガニフォリウム‘サマースカイズ’ |
学名 | Chaenorrhinum origanifolium 'Summer Skies' |
科名・属名 | オオバコ科 カエノリヌム属 |
分布 | Chaenorhinumのoriganifolium (ピレネー山脈)の園芸品種 |
花期 | 5~7月 |
特徴 | Chaenorhinum origanifolium はピレネー山脈の植物の亜高山帯の石灰岩の亀裂に生えています。 Chaenorrhinum origanifolium 'Summer Skies'は、Chaenorhinum origanifolium の改良種になります。 草丈20cmの多年草で、紫色の8㎜位の花が次々と咲いて、株を埋めるようになるまで長く楽しむことが出来ます。 寒さにあまり強くないということですが関東地方のロックガーデン植えでは枯れませんでした。 |
育て方 | ロックガーデン植えにしたが、花期が長く、10月には毀れ種でたくさん芽生えていました。 強健種で多年草ということですが、株から殖えるというよりは種を零して繁殖するようで、長く育てようと思ったら種を播いて更新する方が良いようです。 種から育てたので、ロックガーデンの彩になっていましたが、種の管理をしなかったために少しずつ減って数年後には絶えてしまいました。 グランドカバーなどに利用されるように、1年草扱いで栽培しているところも多いようです。 園芸品種は様々な特性を持ったものに改良されているので、この花が原種の要素をどのくらい受け継いでいるのか確かめるまでにはいきませんでした。 |
カエノリヌム・オリガニフォリウム‘サマースカイズ’(Chaenorrhinum origanifolium 'Summer Skies')のまとめ
種をいただいて種から育てましたが、発芽率も良くたくさんの苗ができました。ロックガーデン植えにして楽しみましたが、手入れが行き届かなかったために数年間楽しんだ後に徐々に減って消えてしまいました。
多年草のようですが、種から更新して様々な楽しみ方のできる花だったのではないかと思っています。