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春の花・山野草の育て方

クレマチス・ムーンビーム(Clematis 'Moonbeam')の育て方

クレマチス・ムーンビーム 2022年5月2日 撮影 栽培品

クレマチス・ムーンビームはクリームがかった白花で小さな星型の花を、びっしりと咲かせます。

同じニュージランド原産のクレマチス・ペトリエイに似ていますが幾分葉と花が小さくツルも細く、とてもかわいい品種で素朴な原種的味わいがあります。

数年前に購入し育てているので、花も沢山咲くようになっています。

クレマチス・ペトリエイよりは蔓の伸びが早く花つきが良いので、釣り鉢などで育てるのも良いかと思います。

クレマチス ‘ムーンビーム’の特徴と育て方

和名: クレマチス・ムーンビーム

学名:  Clematis 'Moonbeam'

科名・属名:  キンポウゲ科 センニンソウ属

分布:  ニュージーランド(原種の主な自生地)  クレマチス・ムーンビームは(Graham Hutchins(イギリス) 1990年作出)

花期:  4~5月

クレマチス・ムーンビームの特徴

花径2.5㎝位、葉は常緑系、冬から春が生育期で夏が休眠期の旧枝咲きのクレマチスです。

4月~5月頃から旧枝にびっしりと花が咲き、花後に新しいツルが出てきます。

蔓は1年に20~30cmほどしか伸びないので切らず残した方が来年たくさん咲きます。

樹高 は1.5~2m前後ですが、伸びる範囲で剪定で調整可能です。

ニュージランド原産のクレマチスで耐寒性はマイナス10度くらいで耐暑性は中程度です。

クレマチス・ムーンビームの育て方

クレマチス・ムーンビームは日光の良く当たる場所を好みますが、ただ、全体に暑さを苦手としますので風通しが良く、株元は西日などが避けられる、やや半日陰が適します。

旧枝咲きのクレマチスなので、選定はあまりしない方がよいのですが、株が古くなり伸びすぎて姿が乱れた場合は花後ツルがよく出る春に半分以下に本剪定を行い姿を整えます。

高温多湿を嫌うので、水はけ良い用土で花の時期は日当たり、夏は日が陰る涼しい場所を選びます。

伸びが遅い品種なので、鉢植えに向き、釣り鉢などに敵しています。

目立った害虫はありません。

肥料はあまり必要なく控えめで良いのですが、生育が思わしくなかったり、養分が欠乏して葉色が冴えない時などは化成肥料等を春か秋に施肥します。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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