山野草会に加入しているので、山野草愛好会の方が育てている植物は見ることが多く、毎年のようにハッカックレンの名前で展示しているのを見ていましたが、いろいろな咲き方、葉の形などがあって、その中の一種をいただいて栽培することになり、調べたところ2枚の葉のつけ根部に花が咲くものを「タイワンハッカクレン」、茎の途中に咲くものを「チュウゴクハッカクレン」と呼び分けられているようです。
私がいただいたものは葉の形が変わっていました。ハスノハグサと呼び、別名をハッカクレン(八角蓮)と言われるようですが、園芸品種も多く分かりにくい植物のようでした。
仲間のアメリカハッカクレン(亜米利加八角蓮)別ページに載せています。
上のハスノハグサは、自宅で2013年4月30日に撮影したものです。
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ハスノハグサ(podophyllum versipelle)の特徴と育て方
和名 | ハスノハグサ (蓮葉草) |
別名 | ハッカクレン(八角蓮) |
学名 | Podophyllum versipelle |
科名・属名 | メギ科 ポドフィルム属 |
分布 | 中国の長江流域各省に分布 |
花期 | 4月下旬~6月上旬 |
特徴 | 中国の林床に生える高さ50~100㎝の大型の落葉性の多年草。 太い茎の先端に大きな葉を2枚広げ、葉の下に赤褐色の抱え咲きの花を数輪咲かせます。 2枚の葉のつけ根部に花が咲くものを「タイワンハッカクレン」、茎の途中に咲くものを「チュウゴクハッカクレン」と呼び分けられているようです。 全草を薬用にする。 |
育て方 | 2から3年に一度赤玉土4、軽石砂4、腐葉土2の混合用土に、3月か11月に植え替えます。 春はよく日に当て、夏は明るい日陰で管理し、4月初めと9月下旬ころに、置き肥をします。 |
ハスノハグサの流通名ハッカクレンは中国名「湘南八角蓮」という
日本で流通する湘南八角蓮は、湖南八角蓮を誤記したものが伝えられているというが、園芸愛好家に人気がありハッカクレンの名前で展示しているのを多く見受けられます。
その後、2枚の葉のつけ根部に花が咲くものを「タイワンハッカクレン」、茎の途中に咲くものを「チュウゴクハッカクレン」と呼び分けられているということが分かりました。
私も山野草の愛好会に入っていますので、展示するのを見ますと様々な種類のものが出品されているのを見てもわかるように、園芸品種も多いらしく正確に把握するのは難しいようです。
花の色も異なったものがあり、背丈も葉の形もいろいろとあるようです。
この株は山野草会の会員が増やしたものをいただいたものですが、背丈が1mくらいになる大きなもので、葉の形も八角形ではなく、愛好家がハッカクレンと呼んでいるものとは違うのではないかと思っています。