
二色風鈴オダマキは、フウリンオダマキ(Aquilegia ecalcarata)とオダマキの交配種ということです。
フウリンオダマキ(Aquilegia ecalcarata)は、中国、チベットの標高1800~3500mの草原や潅木帯に自生するということで、二色風鈴オダマキと異なるようです。
私はフウリンオダマキと書いてあった種を播いたので、長いことフウリンオダマキだと思っていましたが、二色風鈴オダマキのようでした。
フウリンオダマキは、ヒメウズ属なので、異なった仲間との交配ということのようで、はっきりとした学名は分かりませんでした。
上の写真は2008年5月10日に撮影したものです。
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二色風鈴オダマキの特徴と育て方

二色風鈴オダマキ 2009年5月3日 撮影 栽培品
和名 | 二色風鈴オダマキ |
学名 | Semiaquilegia ecalcarata |
科名・属名 | キンポウゲ科 ヒメウズ属 |
分布 | フウリンオダマキ:中国、チベット 二色風鈴オダマキ:アクイレギア・エカルカラータとオダマキの交配種 |
花期 | 4~5月 |
特徴 | 二色風鈴オダマキは、アクイレギア・エカルカラータとオダマキの交配種。 フウリンオダマキは、標高1800~3500mの草原や潅木帯に生えます。葉は2回3出複葉で、小葉は倒卵形をしています。 草丈20~30㎝。 苧環によく似ているが距がなく下垂して可憐な花をさかせます。 |
育て方 | 鉢底にゴロ土を入れ、根に触れないようにマグァンプK を入れ、日向砂、軽石などの手に入りやすい用土に硬質鹿沼土を主にした混合用土に植え込みます。 春に置き肥、液肥は月に2~3回水代わりに施します。 水は普通に与え、春は日当たりを良くし夏は半日陰で栽培します。 植え替えは2年に1度くらい、花後すぐに植え替え、その際株分けが出来るものは切り離し、根をよく広げながら植え込みます。 定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 わが家は種から育てたために、実生苗が鉢に入り込んだようで、植え替えた苗は実生苗ばかりだったようで、多くは距のある花になってしまいました。 |
二色風鈴オダマキは植え替え後の花は距のある花が多くなってしまった

二色風鈴オダマキ 2014年5月8日 撮影 栽培品

距が出てしまった二色風鈴オダマキ 2003年5月3日 撮影
二色風鈴オダマキのまとめ
上の花は距がない花ですが上の二色風鈴オダマキからオオヤマオダマキの色に変わり、その後ほとんどは下の写真のように距のある花になってしまい、2016年現在は距のない二色風鈴オダマキはなくなってしまいました。
おおもとの株が枯れて、交配した苗ばかりが残ったようで、同じような色のオオヤマヤマオダマキがあるので、それと交配したと考えると背丈は低く、背丈の高いものは鉢の中にないことから別の品種ができたと考えても良いのかもしれません。
二色風鈴オダマキは、アクイレギア・エカルカラータとオダマキの交配ということなので原種帰りということも考えられますが、色はオオヤマオダマキとよく似ています。