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クレマチス・モンタナ(Clematis montana)の育て方|旧枝咲き

クレマチス・モンタナ(Clematis montana) 2020年4月25日 撮影 栽培品
その後、ピンクのクレマチス・モンタナに出会い購入したものが大きく育ちアーチになっています。

クレマチス・モンタナの基本種は、桃色の4弁花で、中輪で花付がとても良い旧枝咲きタイプで、様々な園芸品種が出ているようです。剪定をあまりしないでも庭植で長い歳月を楽しむことが出来ています。

わが家ではピンクのクレマチス・モンタナはかなり育った時に急に枯れてしまったので、白花のクレマチス・モンタナを植えたところ現在は白花が咲き誇るようになっています。

蔓性の花が好きですが、狭い庭なので数種類を植えていますが、蔓を絡ませる場所がないので現在は、クレマチス・モンタナの他、カザグルマクレマチス・ヴィオルナクレマチス・ペトリエイを植えています。

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クレマチス・モンタナ(Clematis montana)の特徴と育て方

クレマチス・モンタナ

クレマチス・モンタナ(Clematis montana) 2017年5月1日 撮影 栽培品

クレマチス・モンタナ

クレマチス・モンタナ(Clematis montana) 2018年4月18日 撮影 栽培品


   
和名クレマチス・モンタナ(Clematis montana)
学名Clematis montana
科名・属名キンポウゲ科 キンポウゲ属
分布中国
花期5月上旬から
特徴

花径5cm位、蔓性。旧枝咲き。

桃色4弁の重要な基本種で中国原産です。初期には匂いがあったようだが、今日の品種には匂いがないようです。

葉は、3枚の小葉からなる三出複葉で対生。各小葉は先がとがった卵形~披針形で、縁に粗い鋸歯があります。

花は葉腋につく。花弁に見えるのは萼片で、普通4枚。

育て方

植え付けは中深の鉢を使用し、赤玉土4に軽石4腐葉土2などを混ぜた肥沃な用土を用い、マグアンプKなどを植え付け時に根に触れないよう施します。

芽だし前から開花期にかけては日向に置き、水は芽だし時~開花中にかけては多めに与えます。休眠中も乾燥させないように注意して与えます。

2カ月に1度くらい置き肥をして、真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回液肥をやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

2~3年に1度、9月中旬~10月中旬に植え替えます。

花後の6月初めに、二節くらい葉をつけて剪り、茎を5㎝くらい用土に入れて、さし芽をすると次の年には開花します。

大株は根元は半日陰、蔓の部分は半日以上の日当たりに植えておくと見事に花が咲きます。急に枯れることがあるので、さし芽苗を準部しています。

クレマチス・モンタナ(Clematis montana)のまとめ

クレマチス・モンタナ

クレマチス・モンタナ(Clematis montana) 2006年4月29日 撮影 栽培品 前年さし芽した苗からの花

クレマチス・モンタナは花付がよくとても丈夫で育てやすいので、庭植えしておけば長年見事な花を楽しむことが出来ます。2年前までは20数年育てたハンショウヅルが見事でしたが、急に枯れてしまいました。

その前には、同じように丈夫で花が見事についていた、クレマチス・モンタナの桃色が急に枯れてしまったことから、さし芽苗を用意しておくことの大切さを実感しています。

根に害虫が入ったのではないかと思いますが、どちらも芽を吹くことはありませんでした。

丈夫な植物も何らかの害により枯れることもあるので、予備の苗を挿し芽で作っておくことが大切だと思っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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