モモイロタンポポは、キク科 クレピス属の花でその仲間はたくさんあるということですが、私が育てたのはモモイロタンポポだけです。
あまり積極的ではなく種をいただいて播いたという育て方ですが、タンポポとは同じ仲間ではないようですが、タンポポを少し高くしたような茎にモモイロのタンポポに似た花が咲きました。
西洋タンポポのように殖えたらどうしようという心配をよそに1年草でしたので種から殖えることはなく、種を播かなければだめだったようです。
上のモモイロタンポポは自宅で2006年4月26日に撮影した種から育てた花です。
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モモイロタンポポの特徴と育て方
和名 | モモイロタンポポ |
別名 | クレピス、センボンタンポポ |
学名 | Crepis rubra |
科名・属名 | キク科 クレピス属 |
分布 | 南イタリア~バルカン |
花期 | 4~6月 |
特徴 | モモイロタンポポは秋に種を播くと翌年の春に花が咲く1年草です。 タンポポと同じ仲間ではありませんが、近い植物で茎や葉を折ると白い乳液が出ます。 花色は淡桃色と白があり、草丈30~40㎝。花径3~5cm。春にタンポポのようなピンクの花を咲かせます。 よく枝分かれしてたくさん花を咲かせるので、センボンタンポポの別名もあります。 花色はピンクの他白色もあります。 1年草なのが残念ですがとても育てやすい花です。 |
育て方 | 移植を嫌うのでポットも種を播いて根鉢を崩さずに鉢やプランター、庭に植えこみます。 用土は草花用の用土で良いでしょう。草花用土以外では、赤玉土に腐葉土、軽石を少量混ぜた土を用います。 やや乾燥を好むので、水のやりすぎには注意した方が良いようです。 少し寒さに弱いので、種が芽生えた冬は霜よけ程度の保護が必要です。 1年草で成長が早いので、植込み時にマグアンプK 中粒を入れ、月に2~3回液体肥料を施します。 繁殖は種まきで、9月が適期。 |
モモイロタンポポのまとめ
1年草なので、種を播かなければその年咲いただけで終わりになってしまいます。移植にも弱いようなのでポットまきにして早い時期に定植して肥培することできれいな花を楽しむことが出来ます。
寒さには少し弱いので、冬は霜に当てないようにした方が良いようです。それさえ気を付ければきれいな花を楽しむことが出来ます。