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広告 春の花・山野草の育て方

オオバナノエンレイソウ(大花の延齢草)の育て方

オオバナノエンレイソウ

オオバナノエンレイソウ(大花の延齢草)は、北海道ではいたる所にあり、海岸のカシワ林やイタヤ林、原野の明るい広葉樹林など生えているそうです。

たまたま入った野草店に売っていたのを見て購入しましたが、育てたことのない苗を購入して枯れてしまったことを心残りに思っています。

その後、シロバナエンレイソウの種をいただくことが出来て、10年後に花が咲いた時にはとても感動しました。

今は現在種から育てたシロバナエンレイソウを我が家の庭の適した場所に根付かせることを考えています。

上のオオオバナノエンレイソウ(大花の延齢草)は自宅で2003年4月15日に撮影した花です。

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オオバナノエンレイソウ(大花の延齢草)の特徴と育て方

オオバナノエンレイソウ

オオオバナノエンレイソウ(大花の延齢草) 2003年4月13日 撮影 栽培品

     
和名オオバナノエンレイソウ(大花の延齢草)
学名Trillium camschatcense
科名・属名シュロソウ科 エンレイソウ属
分布北海道、本州(北部)
花期4~6月
特徴

地下茎は太く直下し、茎は4、5本を出し単一で分枝しない。

高さ10~30cmになり、頂端に菱状広卵形の長さ10~18㎝で無柄の3枚の葉を輪生します。

その中心から花柄を1本出し、直径5~7cmの白色の花を1個横向きにつけます。

外花被片は3個は緑色で長さ約3㎝。内花被片3個は白色で長さ約4㎝。

山野の湿地や林内に生える多年草。

シロバナエンレイソウは、本州の各地方、四国地方、九州地方、北海道の各山地に広く分布するが、オオバナノエンレイソウは北海道ではいたる所にあり、海岸のカシワ林やイタヤ林、原野の明るい広葉樹林などに生えます。

育て方

鉢作りにするよりは庭木の下に植えたほうが生育がよい。

強い日差しは苦手のようなので、明るい半日陰で育てるようにします。

肥料は好むほうなので置き肥を切らさないようにします。

宮城県に住んでいた時にはシロバナノエンレイソウを庭に植えて長いこと楽しんでいたので、たまたまオオバナノエンレイソウと出会い購入して来て庭に植えました。

数年は元気にしていましたが、弱っていつの間にか枯れてしまいました。

関東地方に越してきたばかりでしたので、それなりの植え方だったか、関東地方で育てるのは無理だったのかはわからないままです。

現在種から育てたシロバナエンレイソウが10数年過ぎて鉢で花が咲くようになっている株が数本あるので、一部地植えにしたいと思っています。

オオバナノエンレイソウ(大花の延齢草)のまとめ

オオバナノエンレイソウを購入した時は育てるのに10年もかかるものとは知りませんでした。その後シロバナエンレイソウの種をいただくことが出来、芽生えるまでに2年、花が咲くまでに10年がかかり、とても時間がかかって育つ植物であることを知りました。

そのような経験から、育った苗はしっかりと育てなければと心しています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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