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Polemonium pauciflorum(キバナハナシノブ)の育て方

キバナハナシノブ

Polemonium pauciflorum(キバナハナシノブ)はいただいた種からの花で、細い花茎に漏斗状の黄クリーム色とても素敵でしたが、弱々しい感じの植物で関東地方の猛暑は乗り切ることが出来ずに枯らしてしまいました。

種ができやすいので、日本では1年草扱いになっているようでした。黄色のハナシノブは見たことがなかったので、長く咲いてくれることを願っていましたが、短い出会いで終わってしまいましたが、写真が残り見た花の記憶は生涯残ると思っています。

上のPolemonium pauciflorum(キバナハナシノブ)は、自宅で2020年6月6日に撮影したものです。

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Polemonium pauciflorum(キバナハナシノブ)の育て方

キバナハナシノブ

2013年5月17日 撮影 種から育てた花

 
和名キバナハナシノブ
学名Polemonium pauciflorum 
科名・属名ハナシノブ科  ハナシノブ属
分布北米ロッキー山脈の草原
花期関東地方では5月
特徴

全体にスリムな草姿で、細い花茎に漏斗状の黄クリーム色の花を咲かせます。

草丈は30cmくらいとハナシノブに比べて小型で少し弱々しい感じがします。

育て方

種から育てた初花だが、少し弱々しい感じで花後に枯れやすいようなので、種からの繁殖を心がけた方が良い。

種はできやすく発芽率も良い。

用土は鹿沼土に蝦夷砂、日向土などの混合用土で水はけよく植えます。

Polemonium pauciflorum(キバナハナシノブ)まとめ

キバナハナシノブ

2013年5月17日 撮影 種から育てた花

高山植物には種ができやすく、播種力も良いのに株の寿命が短い品種というものがあります。Polemonium pauciflorum(キバナハナシノブ)もそんな仲間で、自生地でも種からの繁殖で子孫を残すタイプなのでしょうか。

野草の仲間でも1年草、2年草と多年草があるように、それぞれの方法で子孫を残すように進化してきたのだろうと思うと、とても不思議な気がします。

植物を育てていると様々な特性を持った品種に出会い、それらの特徴を見極めて育てなければならないことを感じさせられます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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