スポンサーリンク

広告 春の花・山野草の育て方

プリムラ・ベリス(Primula veris)の育て方

プリムラ・ベリス(Primula veris)

プリムラ・ベリス(Primula veris)は、ヨーロッパ~中央アジア原産の多年草で、低地~2600mに生えます。

プリムラの仲間は育てるのが難しい花が多いのですが、プリムラ・ベリスはとても丈夫で、ロックガーデンに植えっぱなしで10年以上も毎年花を見せてくれます。

大好きなプリムラを気を使いながら数多く育てていますが、花がきれいで気を使わなくても咲いてくれる貴重なプリムラですが、もう少し気遣って殖やして行こうと思っています。

上のプリムラ・ベリス(Primula veris)は自宅で2006年4月26日に撮影した2004年10月播種した苗からの花です。

スポンサーリンク

プリムラ・ベリス(Primula veris)の特徴と育て方

プリムラ・ベリス(Primula veris)

プリムラ・ベリス(Primula veris) 2006年4月13日 撮影 栽培品 2004年10月播種

     
和名プリムラ・ベリス
別名カウスリップ
学名Primula veris
科名・属名サクラソウ科 サクラソウ属
分布ヨーロッパ~中央アジアの低地~2600m
花期
特徴

濃黄色で長い筒状、茎頂に数花が一方に偏し下垂して咲きます。

多年草で芳香があります。

寒さには強いが暑さに弱い。

低地~2600mまでに咲くプリムラで、プリムラの中ではかなり丈夫な方です。

ロックガーデンに植えっぱなしにしているので、植え替えを怠っていても枯れないくらいですが、大切にして殖やそうと思っています。

育て方

軽石、硬質鹿沼土などの手に入る混合用土にマグァンプK を入れて植えます。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をし、春と秋は午前中の日に当て、暑さを嫌うので夏は半日陰になるような場所に植えます。

水は好む植物ですので春先はたっぷりと、表土が乾いたら施します。

丈夫なプリムラなので、鉢植えでもロックガーデンでも育ちますが、2年に一度くらいは根をほぐして植え替えた方が良いようです。


プリムラ・ベリス(Primula veris)のまとめ

プリムラ・ベリス

プリムラ・ベリス(Primula veris) 2017年4月23日 撮影 栽培品 2004年10月播種

プリムラ・ベリスは他のプリムラに比べて、丈夫で育てやすいですが、夏の暑さは嫌いますので、水はけを良くして半日陰で栽培します。

地植えでも長年育てることができますが、水はけよく夏には半日陰になるような場所で、数年に一度は植え替えた方が元気に育ちます。また病害虫に気を付けて、他の植物と同じように消毒をした方が良いようです。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-春の花・山野草の育て方
-