プルサティラ・アルバナ ‘ルテア’(Pulsatilla albana 'Lutea')は、コーカサス山脈~イランの高地に自生するオキナグサの仲間です。プルサティラ・アルバナ‘ルテア’ということで黄色の花の花が普通なのでしょうが、同じような葉を持ったものから白花が咲き、とても清楚で素敵でしたが、現在残っているのは黄色の花だけです。
海外の高山性のプルサティラは10種類位播種しましたが、芽生えたのは、プルサティラ・ハレリ(Pulsatilla halleri)と2種だけでで、残っているのはプルサティラ・アルバナ‘ルテア’だけです。
上のプルサチラ・アルバナ ‘ルテア’(Pulsatilla albana 'Lutea')は自宅で2006年4月22日に撮影した2004年3月播種した苗からの花です。
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プルサティラ・アルバナ ‘ルテア’(Pulsatilla albana 'Lutea')の特徴と育て方
プルサティラ・アルバナ ‘ルテア’(Pulsatilla albana 'Lutea') 2007年4月14日 撮影 栽培品 2004年3月播種
プルサティラ・アルバナ ‘ルテア’(Pulsatilla albana 'Lutea') 2007年3月26日 撮影 栽培品 2004年3月播種
和名 | プルサティラ・アルバナ‘ルテア’ |
学名 | Pulsatilla albana 'Lutea' |
科名・属名 | キンポウゲ科 オキナグサ属 |
分布 | コーカサス山脈~イランの高地 |
花期 | 春 |
特徴 | 葉は2回複葉で細裂し灰色の毛を帯びます。 花茎10~15㎝。茎頂に黄花または白花を上向きにつけます。 なぜか我が家の初花は横を向いて咲いたもの、上向きに咲いたもの、白花といろいろありました。種から播いたため個体の変化なのか、交配しているのかはわかりませんが葉は同じようです。 |
育て方 | 日向土、軽石、日光砂、硬質鹿沼土などの手に入るものの混合用土にマグァンプK を入れて植えます。 あまり乾燥させないほうが良いようなので、春と秋は乾いたら灌水し、夏は乾燥気味にしています。 真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 春と秋は日あたりで、梅雨からはポリカーボネートの波板の屋根下で、夏は寒冷紗をかけ涼しくなるように工夫します。 根が良く伸びるので毎年、11月頃に植え替えます。 大株になったら株分けができますが、ゴボウ根なので手で無理なく割れるような時に行い、切り傷には殺菌剤を塗っておきます。 高山性のプルサチラなので、我が家では株分けができるほど大株にはなりませんが、毎年花を見せてくれます。 |
プルサティラ・アルバナ ‘ルテア’(Pulsatilla albana 'Lutea')のまとめ
プルサティラ・アルバナ ‘ルテア’(Pulsatilla albana 'Lutea') 2006年4月21日 撮影 栽培品 2004年3月播種
プルサティラ・アルバナ ‘ルテア’(Pulsatilla albana 'Lutea') 2011年4月16日 撮影 栽培品 2004年3月播種
プルサティラ・アルバナ ‘ルテア’(Pulsatilla albana 'Lutea') 2009年4月18日 撮影 栽培品 2004年3月播種
高山性のオキナグサとしてはかなり栽培されているようで、種の購入もできるようですし、発芽率も良く、沢山の苗が育ち様々な形の花が咲きました。
とても可憐なプルサチラで、いつまでも残ってほしいと思っています。