セキショウ (石菖)は、水辺に群生する常緑の多年草で、葉が美しいことから良く栽培され、現在は斑入りや小型種などの園芸品種が出回っています。
私は草物盆栽を作るので、下草としてよく利用するので、斑入り種や黄金種などを栽培しています。
ショウブ(菖蒲)は、水辺に群生する常緑の多年草で、葉は長さ0.5~1m、幅1~2cmになり、全体に芳香があります。端午の節句に使う菖蒲湯にはこのショウブを使います。
以前はサトイモ科に分類されていましたが、現在はショウブ科になっています。
上の斑入りセキショウ (正宗)は、2017年8月20日に自宅の庭で写したものです。
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セキショウ (石菖)の特徴
黄金ヒメセキショウ(黄金姫石菖) 2017年8月20日 撮影 栽培品
セキショウ (アコルス・オウゴン) 2017年5月14日 撮影 栽培品
和名 | セキショウ (石菖) |
学名 | Acorus gramineus |
科名・属名 | ショウブ科 ショウブ属 |
分布 | 本州、四国、九州 |
花期 | 3~5月 |
特徴 | 水辺に群生する常緑の多年草。 良く栽培され、斑入りなどの園芸品種もあります。 ショウブより小型で、葉の中脈は目だちません。 肉穂花序は長さ5~10㎝で、細長く、苞は花序と同長又はやや長くなります。 セキショウは薬草としても用いられるようです。 |
育て方 | 生息地が水辺なので水を好みますが、丈夫な植物なので日当たり~半日陰で普通に栽培できますが、半日陰の方が水切れもなく育てやすいようです。 用土は赤玉土に腐葉土を混ぜた用土に植えますが、すぐに根がつまりますので、2~3年に一度は株分けを兼ねて植え替えます。 水は乾いたらたっぷりやり水切れをおこさないようにします。 肥料はなくても育ちますが、植え替え時に、元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を入れると葉色も良くなります。 わが家は植物をたくさん育てえいるので、真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回液肥を水代わりにやっています。 草物盆栽を付くているので斑入り種や黄金セキショウなど育てていて、草物盆栽の下草として利用しています。 植え替えは、真夏と冬を除いていつでもできます。 |
セキショウ (石菖) 2018年4月17日 撮影 栽培品
ショウブ(菖蒲)の特徴
ショウブ(菖蒲) 2005年5月31日 撮影 日光植物園
和名 | ショウブ(菖蒲) |
学名 | Acorus calamus |
科名・属名 | ショウブ科 ショウブ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 5~7月 |
特徴 | 水辺に群生する常緑の多年草。 根茎は良く分枝して横に這います。 葉は長さ0.5~1m、幅1~2cmの剣形で、中脈が目立ちます。 花茎の先に長さ4~7㎝直径0.6~1㎝の肉穂花序を斜め上向きにつけます。花序の基部からのびた苞も花茎も葉と良く似ているので、葉の途中に花序がついているように見えます。 全体に芳香があり、根茎は健胃剤に使われます。 端午の節句に使う菖蒲湯にはこのショウブを使います。 |