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広告 春の花・山野草の育て方

チシマキンバイ(千島金梅)の育て方

チシマキンバイ

チシマキンバイ(千島金梅)は、北海道およびシベリアや北アメリカに分布し、原野、草原、岩場、礫地、海岸の岩場に生え、高さは10~30cmになります。

北海道が自生地ですから暖かい地方では、高山帯に生えるような植物と同じように育てる必要があります。

キジムシロ属の植物ですが花が大きく華やかな感じがする野草です。

上のチシマキンバイ(千島金梅)は自宅で2004年5月2日に撮影した栽培品の花です。

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チシマキンバイ(千島金梅)の特徴と育て方

チシマキンバイ

チシマキンバイ(千島金梅) 2004年4月24日 撮影 栽培品

     
和名チシマキンバイ(千島金梅)
学名Potenfilla megalantha
科名・属名バラ科 キジムシロ属
分布北海道およびシベリアや北アメリカに分布
花期栽培:4~5月 自生地:6~8月
特徴

原野、草原、岩場、礫地、海岸の岩場に生え、高さは10~30cmになります。

根生葉は3小葉で厚くて綿毛に被われ、はっきりした葉脈があり、長さ3~4cm。

6月から8月ごろ、直径3~4cmで3~7個の黄色の花を咲かせます。副萼片は卵形~卵円形。

キンバイの中では、花や葉が大きめでで、全体が絹状の毛におおわれていて、葉はふかふかします。

育て方

微塵を取り除いた軽石、桐生砂、硬質鹿沼土などの混合用土を用い、鉢底にゴロ土を入れ根に触れないようにマグァンプK 入れて排水良く植え付けます。

植え替えは毎年、花後か秋に株分けを兼ねて行います。ロックガーデンに植える場合は、夏は半日陰になるような場所に植えます。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやり、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。夏は乾きやすいようでしたら朝もやります。

春と秋は日当たりを良くし、夏は風通しの良い日陰で、冬は日当たりがよく、風の当たらない所で管理します。

山野草の中では丈夫な方で育てやすく、寄せ植えなどにも使えます。わが家の株は40年近い持ち越し株です。

チシマキンバイ(千島金梅)まとめ

チシマキンバイ

チシマキンバイ(千島金梅) 2006年5月2日 撮影 栽培品

日本では北海道だけに自生するキジムシロ属の植物ですが、他の仲間に比べて花が大きく華やかなので、寄せ植えなどでも見栄えがします。

寒い地方の野草の割りには丈夫な方で、我が家ではそれほど気を使うことなく、40年近く持ち越しています。

現在は鉢植えで育てていますが、夏に半日陰になるようなロックガーデンにも植えることが出来ます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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