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広告 春の花・山野草の育て方

ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea)とヒューケレラ(Heucherella)の育て方

ツボサンゴ

ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea)は、アメリカ南部からメキシコ北部原産で、主に岩場に生えますが暑さに弱いために、山野草のような栽培をしないといけないようです。

ティアレラ(スダヤクシュ)との交配により作出されたヒューケレラ(Heucherella)やヒューケラ・ビローサ(Heuchera villosa)の実生から発見された紫葉の園芸品種など花も、葉も美しいものが沢山あるようです。

わが家で栽培しているものは、ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea)とヒューケレラ(Heucherella)になります。

上のツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea)は自宅で2003年5月10日に撮影した種から育てた花です。

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ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea)とヒューケレラ(Heucherella)の特徴と育て方

ヒューケラ・サンギネア

ヒューケレラ(Heucherella)Heuchera x Tiarella 2014年6月21日 撮影 栽培品
切り戻した花からの2番花

ツボサンゴ

ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea) 2007年5月10日 撮影 栽培品

     
和名ツボサンゴ
別名ヒューケラ・サンギネア
学名Heuchera sanguinea
科名・属名ユキノシタ科 ツボサンゴ属
分布アメリカ南部からメキシコ北部原産
花期5~9月
特徴

北アメリカからメキシコに70種を産する耐寒性の草丈30~50cmの多年草。

鐘形で濃赤色の小豆大の小花を鈴なりにつけ、花壇や切り花に用います。

花のように見えるのは萼で、本当の花は小さくあまり目立たない。

葉は心臓型または円形で、浅裂し、根出しています。

多くの園芸品種があります。ティアレラ(スダヤクシュ)との交配により作出されたヒューケレラ(Heucherella)やヒューケラ・ビローサ(Heuchera villosa)の実生から発見された紫葉の園芸品種など花も、葉も美しいものが沢山あるようです。

わが家の園芸品種は、ヒューケレラ(Heucherella)のようです。

育て方

零下20度位まで耐えます。

ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea は暑さに弱いので、中深鉢を使い、桐生砂、硬質鹿沼土、硬質赤玉土の混合用土に、マグァンプK を元肥として根に触れないように入れて植込みます。

植え替えは2年に1度、秋に植え替えます。

日当たりを好むが、高温多湿に弱いので、夏は涼しい半日陰がよく、開花には低温に遭わせる必要があるので、冬は戸外で管理します。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は秋から春は朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるように工夫します。

栽培しやすい多くの園芸品種が出ていますので、育て方は多種多様で育てやすいものから、育てにくいものなどがあるようです。

鉢植えで上記のように栽培しているものは元気ですが、、庭植にしたものは殖えることなく、徐々に弱って枯れてしまいましたが、園芸品種のヒューケレラ(Heucherella)は、半日陰で株を殖やして元気に育っています。

ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea)とヒューケレラ(Heucherella)まとめ

ツボサンゴ

ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea) 2003年5月10日 撮影 栽培品

ツボサンゴ

ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea) 2004年5月8日 撮影 栽培品

ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea)

ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea) 2005年5月5日 撮影 栽培品

ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea)は花茎が伸びて倒れやすくなりますが、ヒューケレラ(Heucherella)比較的立ってくれるので見栄えがします。

上のヒューケレラ(Heucherella)の写真は一度剪定した後の2番花です。

今年初めてピンチしたらこのように丈低く咲いたので、偶然か、いつでもこのように咲くのかはわかりません。

来年もピンチしてこのようにきれいな2番花が見られたら、確信できると思いますので、来年も同じように育ててみようと思っています。

ヒューケラ・ビローサ(Heuchera villosa)の実生から発見された紫葉の園芸品種などの仲間は葉の綺麗なものも多く、カラーリーフプランツとして寄せ植えなど利用価値が高く育てやすいものが多く出回っているようです。

ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea)は、暑さい弱く、植え替えもしないままにしていましたら、花茎が伸びていつの間にか元気がなくなってしまいました。

ヒューケレラ(Heucherella)は鉢植えで育てていますが、原種よりも育てやすいようですし、現在は様々な園芸品種があるので好みのものを育てることが出来そうです。

そのようなことからヒューケラは、栽培難度は種類によってかなり異なるようです。

ヒューケレラ(Heucherella)

ヒューケレラ(Heucherella) 2011年4月26日 撮影 栽培品

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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