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春の花・山野草の育て方

ヤナギバチョウジソウ(柳葉丁字草)の育て方

ヤナギバチョウジソウ

ヤナギバチョウジソウ(柳葉丁字草)は、アメリカの東部から中南部原産でキョウチクトウ科 チョウジソウ属の植物です。日本に自生するチョウジソウによく似た花が咲きますが葉が少しほそいようで、大株になれば違いははっきり分かりますが、小苗のうちは区別が難しいかもしれません。

育てる場所にもよるのでしょうが、かなり大きく丈夫な植物のようです。

苗を購入するときは紛らわしいので、よく確かめて購入した方が良いと思いました。

我が家はチョウジソウは少し乾燥気味なところで、ヤナギバチョウジソウは湿気のある場所だたことが、この違いに少しはつながっているのかもしれません。

上のヤナギバチョウジソウ(柳葉丁字草)は自宅で2009年5月15日に撮影した2004年10月播種の花です。

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ヤナギバチョウジソウ(柳葉丁字草)の特徴と育て方

ヤナギバチョウジソウ ヤナギバチョウジソウ

ヤナギバチョウジソウ(柳葉丁字草) 2008年5月18日 撮影 2004年10月播種の初花

     
和名ヤナギバチョウジソウ(柳葉丁字草)
学名Amsonia tabernaemontana
科名・属名キョウチクトウ科 チョウジソウ属
分布アメリカの東部から中南部
花期4~6月
特徴

湿った林内や河岸に生え、高さは30~90㎝になる多年草。

葉は披針形から楕円形で短い柄があり、互生します。

花色が淡くて薄め、葉がほっそりしていて柳の葉に似ています。

茎の先に集散状の花序をだし、淡青紫色の筒状花を咲かせ、花冠の先は5裂します。

全草にアルカロイドが含まれていて有毒。

育て方

乾燥がちの場所では株が増えにくいので、排水よくしかも保水性のある土を数種配合し3~5割の腐葉土を加えて植え込みます。

ヤナギバチョウジソウは、種から育てましたが、茎が太くかなり大株になりました。

日本に自生するチョウジソウも育てていましたが、チョウジソウは株はほとんど殖えず、根元から別の株が春に出てくるのに比べ、ヤナギバチョウジソウは根元から沢山の茎が出てきて大株になります。

株を掘り当てた時に、チョウジソウは1本ずつ分かれますが、ヤナギバチョウジソウは大株になったものを掘り返して、株分けはしっかり分けなければならないという感じでした。

わが家は狭いロックガーデンなので、大株のヤナギバチョウジソウは場所をとるため7年くらい育てて、庭の広い家で栽培してもらうことにしました。

最初はどのようなものかわからなかったので、深く掘り、ゴロ石を入れて排水よく庭に植えましたが、乾燥のひどい場所でなければあまり気を使わなくても育つようです。

ヤナギバチョウジソウ(柳葉丁字草)まとめ

ヤナギバチョウジソウもチョウジソウも種から育てましたが、植え場所が違うので、チョウジソウは丈が低く、ヤナギバチョウジソウは大株になって狭い庭に困るので、広い庭がある方に育ててもらうことにしましたが、もしかしたらチョウジソウの植え場所が良くなかったのかもしれませんが、花も草の様子も違っていることが分かりました。

違いを書くのは難しいので、チョウジソウの花にリンクしていますので、見比べてみてください。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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