アカバナワタは、熱帯アジア~オーストラリア北部原産のアベルモスクス・モスカータスの亜種ツベローサス ‘ポンティナムレッド’に当たります。
トロロアオイモドキは黄色の花が咲きますが、ハイビスカスに似た赤い花を咲かせます。多年草なのですが、寒さのために冬に枯れてしまうために日本では1年草扱いになったいます。
アオイ科のフヨウ属のオクラとハイビスカス、アルテア属のタチアオイの特徴と写真を下に載せています。
上のアカバナワタは、自宅で2006年8月11日に撮影した2004年9月に播種した苗からの花です。
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アカバナワタの特徴と育て方
アカバナワタ 2006年8月11日 撮影 2004年9月播種
和名 | アカバナワタ |
学名 | Abelmoschus moschatus subsp. tuberosus |
科名・属名 | アオイ科 アベルモスクス(トロロアオイ)属 |
分布 | 熱帯アジア~オーストラリア北部原産 |
花期 | 7~9月 |
特徴 | 原産地では多年草になっていますが、日本では寒いために枯れてしまうので1年草扱いになっています。 茎は分枝してよく広がり、葉は掌状に深く5裂します。 花径7~8㎝。草丈50㎝くらい。 この仲間としては丈が低く花とのバランスも良い。 |
育て方 | 寒さに弱いので、日本では春に種を播いて1年草として育てます。暖かいところが原産なので、種をまいた苗は家の中で保護します。暖かくなった4月中旬に播いても良いようです。 植え付け用土は赤玉土を主体に軽石、腐葉土などの混合用土にマグァンプK などの緩行性肥料を根井殖えないように入れて植えます。地植えの場合は腐葉土などを混ぜて、元肥を入れて植えます。 春からは日光に良く当てて管理します。肥料も時々施します。 苗がある程度育ったら摘心すると枝分かれして、花が多く咲きます。暖かい地方でしたら、翌年も芽が出るのでしょうが、我が家は枯れてしまいました。 増殖は種まきで殖やします。 |
アカバナワタまとめ
アカバナワタは種をいただいて育てましたが、種の名前が違っていたので名前調べに苦労しました。沢山の種をいただけたときで、花が咲いてから名前調べをするという考えられないような育て方をしていた時期のことです。
アカバナワタは多年草だが、寒さに弱いために1年草扱いになっていること、トロロアオイモドキの亜種になっていることなど後で知りました。
トロロアオイの黄色の花は近所で栽培しているのを見たことがあるので、仲間の花だと知り、納得しました。
夏の暑い時期には、あまり花のない我が家で、鮮やかな花が咲いてくれたことは嬉しいことでした。
オクラの特徴
オクラ 2003年8月13日 撮影 散歩道
和名 | オクラ |
学名 | Abelmoschus esculentus |
科名・属名 | アオイ科 フヨウ属 |
分布 | 東北アフリカ原産 |
花期 | 6~7月 |
特徴 | 花径7~8cm。高さ1~2m。 明治初期に渡来した野菜。 花が終わってから若い果実を食用にします。 観賞用の品種もあります。 |
ハイビスカスの特徴
ハイビスカス 2003年12月8日 撮影 井頭公園(熱帯生態館)
ハイビスカス 2003年12月8日 撮影 井頭公園(熱帯生態館)
和名 | ハイビスカス |
別名 | ブッソウゲ(仏桑花) |
学名 | Hibiscus |
科名・属名 | アオイ科 フヨウ属 |
分布 | 世界の熱帯・亜熱帯 |
花期 | 7~9月(温室では通年) |
特徴 | 花径約10cm、高さ2~3m。 日本には江戸時代初期に渡来しました。 ハワイ島の花として知られ、3000種以上もの品種があります。 |
タチアオイ(立葵)の特徴
Abelmoschus moschatus subsp. tuberosus 2003年6月16日 撮影 散歩道
和名 | タチアオイ(立葵) |
別名 | ホリホック |
学名 | Althaea rosea |
科名・属名 | アオイ科 アルテア属 |
分布 | 中国、西アジア、東欧 |
花期 | 6~7月 |
特徴 | 花径約10cm、高さ1~2m。 室町期に渡来した二年草で広く栽培されています。 一重咲き、八重咲き、花弁に切れ込みのあるものや波状のものがあります。 昔からよく見る花で、夏の風物詩になっています。 |