スポンサーリンク

広告 夏の花・山野草の育て方

カンパニュラ・シルソイデス(黄花ベルフラワー)の育て方

カンパニュラ シルソイデス

カンパニュラ・シルソイデス(Campanula thyrsoides)は、アルプスの石灰岩や石の多い牧草地や森林の端の1000~2700mの高度で日当たりの良い、かなり乾燥した状態のところで成長するようです。

種から育てましたが、日光によく当てて栽培したものは2年後くらいから次々と花を咲かせましたが、花後は枯れてしまいました。

日当たりのよくないところで管理したものは花が咲かなかったので、花を咲かせるには日光が必要のようでした。黄花ベルフラワーと言われるようですが、純白の花と淡い黄色の花が咲きました。

上のカンパニュラ・シルソイデス(Campanula thyrsoides)は、自宅で2007年7月24日に撮影した種からの初花(2004年1月播種)です。

スポンサーリンク

カンパニュラ・シルソイデス(ティルソイデス)の特徴と育て方

カンパニュラ・シルソイデス(Campanula thyrsoides) 2006年8月8日 撮影 種からの初花(2004年1月播種)

           
和名黄花ベルフラワー
学名Campanula thyrsoides
科名・属名キキョウ科 ホタルブクロ属
分布アルプス
花期7~9月
特徴

石灰岩や石の多い牧草地や森林の端の1000~2700mの高度で日当たりの良い、かなり乾燥した状態のところで成長するようです。

多数の花が密に穂状につく。高さ40~60㎝の多年草。

ピラミッド状の花はロックガーデンに必須な花とか、我が家では花を見るだけで精一杯で、花後は枯れてしまいます。

アルプス産だが、現地では大切な保護種ということです。

育て方

種からの栽培なので幼苗を、鉢底にゴロ石を入れて、硬質鹿沼土、日光砂、軽石などの混合用土で元肥にマグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて植えこみました。

日光が好きなようなので、日が入る風通しの良いポリカーボネートの波板の屋根下で管理しました。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をしました。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

発芽2年後の2006年8月に日当たりの良い場所に置いた株が次々と咲いたが、暖地での維持は難しいカンパニュラらしく、花後次々に枯れてしまいました。

日光不足の株は元気だが花がつきませんでした。

カンパニュラ・シルソイデス(黄花ベルフラワー)まとめ

アルプス産のカンパニュラの高山植物で、種から育てましたが、2年後から花を咲かせ、花後は枯れてしまいました。

日光に当てないと開花しないようで、日陰に置いたものはほとんど花が咲かず、日光に当てると花が咲きました。

わが家では越年草のような感じで育てた花です。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-夏の花・山野草の育て方
-,