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広告 夏の花・山野草の育て方

クレマチス・ヴィオルナ(Clematis viorna)の育て方

クレマチス・ヴィオルナ(Clematis viorna)はアメリカ東部に自生する、キンポウゲ科 センニンソウ属の植物で、日本のハンショウヅルに似た花を咲かせます。

新枝咲きなので、伸び上がリながら花を付けるので長いこと花を見ることができます。落葉タイプで冬は地上部が枯れるため短く切っておけば来春に芽が出て花が見られます。

クレマチスの仲間は、カザグルマのように旧枝咲きのクレマチスは前年に伸びた枝に花が咲くので切ってしまうと花が咲かなくなります。

クレマチス・ヴィオルナ(Clematis viorna)は、自宅で2021年6月17日撮影した2011年5月播種の花です。

  

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クレマチス・ヴィオルナ(Clematis viorna)の育て方

クレマチス・ヴィオルナ

クレマチス・ヴィオルナ(Clematis viorna) 2011年5月播種  2017年7月110日撮影

和名クレマチス・ヴィオルナ
学名Clematis viorna
科名・属名キンポウゲ科 センニンソウ属
分布アーカンソー州とミズーリ州、ジョージア、アラバマにイリノイ州、南ミシシッピ州、西ペンシルベニア州南部、すべての東部の州
花期6~10月
特徴

葉はいくつかの羽状で薄膜であり、花の形が釣鐘状に壷状で約3㎝、蔓性の宿根草。

つるは約4mに成長します。

萼弁は、赤紫色で反り返ると内側の黄色が目立ちます。

がく片はハンショウヅルに比べるとかなり肉厚で華やかさがあるし、個体差もあると言う事なので、他の株がどのような花が咲くか楽しみでにしています。

育て方

種から育てた初花で、7月に咲きはじめたが、10月位まで咲き続けました。

初めて見る花だが日本に自生しているハンショウヅルの花に良く似ていて驚いたが、咲いた花は実生による個体差がありました。

日光を好む植物ですので充分日が当たる場所にうえます。高温多湿はを苦手なので、風通しよく、株元は西日などが避け られるやや半日陰が適します。

こまめに誘引し、乾燥にはあまり強くないので水切れに注意します。

新枝咲きなので、春に咲いた枝を強剪定をすることにより、秋にも花が咲きます。冬は茎の下の方から切って来春新芽がでて、咲くのを待ちます。

鉢植えは日当たりの良い場所で、夏に半日蔭になるような場所で管理し、水はけのよい軽石、硬質鹿沼土の混合用土で育てています。

肥料は秋と春に適宜与えます。

増殖は播種によります。

クレマチス・ヴィオルナ(Clematis viorna)はハンショウヅルによく似る

クレマチス・ヴィオルナ

クレマチス・ヴィオルナ(Clematis viorna) 2011年5月播種  2014年7月14日撮影

30年近く庭の紅梅の枝をつかんで枝を伸ばしていたハンショウヅルが突然枯れてしまい(芯くい虫が入ったか、夏の暑さか定かではない)寂しくなっていた時、種をいただいて育てえいたClematis viorna(クレマチス ・ヴィオルナ)がハンショウヅルととてもよく似た初花を見せてくれたのです。

クレマチスの種を数種播いていたので、どのような花が咲くのかわからずに育てていたので、花を見たときは感動しました。

アメリカ原産の植物ですが、日本自生種とあまり変わらないような花が咲いたのでとてもうれしく思いました。

日本に自生しているハンショウヅルが旧枝咲きなのに対して、クレマチス・ヴィオルナは新枝咲きで、冬に根元から枯れますが、翌年元気な芽を出し、年々の大株になっています。

昨年咲いた花がとてもきれいな色だったのは、日当たりに置いていたためで、今年は花を見るために玄関の屋根下に置いていたためのようです。

葉の色つやも花もこれほど環境の影響を受けているのですから、日光が好きな植物のようですが、夏の暑さには弱いようです。

これは鉢植えにしているものですが、庭植にもしているものも沢山の花を付けてくれるようになりました。

クレマチス・ヴィオルナ(Clematis viorna)系の園芸品種

クレマチス・ヴィオルナ(Clematis viorna)系の園芸品種は沢山あるようで、人気がありますが、下記の花は種からの初花ですがラベル落ちで品種名が分かりません。

クレマチス・ヴィオルナ系  2021年7月17日撮影

2022年6月27日 撮影

この花もラベル落ちで名前が分かりません。

20230619_0197 2023年6月19日 撮影 ラベル落ち

上記と同じ苗からの花かもしれません。

20230604_0201 2023年6月4日 撮影

上記と同じ苗の写真

20230619_0195 2023年6月19日 撮影

上記と同じ苗の花

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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