ハマナデシコ(浜撫子)は、本州、四国、九州、沖縄の海岸に生える高さ20~50cmの多年草で、海岸植物らしく葉が暑くつやつやしているのが特徴です。
わが家は種から育てましたが翌年には開花しました。発芽率が良く、たくさん芽生え、苗が成長したころに地植えにしましたが、とても元気に育ちあっという間に花が咲いたのですが、真夏だったために気が付かず、写真を写したのは花が終わるころになってしまいました。
ナデシコの仲間の育て方には、エゾカワラナデシコ、カワラナデシコ、オヤマナデシコ、四季咲きタカネナデシコ、シナノナデシコ、ダイアンサス アルウッデイ、ダイアンサス デルトイデス 'ア―テックファイア'、ダイアンサス・ハエマトカリックス・ピンディコラなどが書いてあります。
こちらンページにハマナデシコを実生から育てた記録が書いてあります。
上のハマナデシコ(浜撫子)は、自宅で2004年8月20日に撮影した2003年1月に播種した苗からの花です。
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ハマナデシコ(浜撫子)の特徴と育て方
ハマナデシコ(浜撫子) 2004年8月20日 撮影 栽培品
和名 | ハマナデシコ(浜撫子) |
学名 | Dianthus japonicus |
科名・属名 | ナデシコ科 ナデシコ属 |
分布 | 本州、四国、九州、沖縄 |
花期 | 7~10月 |
特徴 | 海岸に生える高さ20~50cmの多年草。 葉は厚くて光沢があり、長さ5~8cm、幅1~2.5cmの卵形~長楕円形で、ふちに毛があります。 花は紅紫色で直径約1.5cm茎の先に密に集まって咲くが、花が付かない茎もある。萼筒は長さ1.5~2cm。 |
育て方 | 水はけのよいミジンを抜いた砂類(軽石、桐生砂、赤玉土など)を選んで植え込み、置き肥を加え、さらに草木灰汁を施します。 よく日に当てて育て、水は乾いたらたっぷりやるようにし、冬は乾いた風に当てないようにします。 早春に中深鉢にゴロ土を入れ、根に触れないようにマグァンプK などの緩行性肥料を入れて植えこみます。 植え替えは、毎年、芽が出る直前の2月~3月上旬に行います。 多年草ですがナデシコの仲間は株の寿命が短いので、挿し木、実生で更新します。 実生は3月頃に播き、茎ざしは6月が適期です。 肥料は薄い液肥を月に2~3回施し、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 ハマナデシコは丈夫なので地植えでも良く育ちます。水はけが悪いようなときは、軽石、腐葉土などをすき込んで植えます。 零れ種で殖えることもありますが、株の寿命が短いので、地植えでも株の更新は必要です。 |
ハマナデシコ(浜撫子)まとめ
ナデシコ類は酸性を嫌いますので、草木灰汁や苦土石灰などを施します。
日当たりを好むので半日は日が当たる場所で管理します。
株の寿命が短いので、茎挿し、種からの更新をしないと絶えてしまいます。