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広告 夏の花・山野草の育て方

ハナシノブ(花忍)、シロバナハナシノブ(白花花忍)の育て方

ハナシノブ

ハナシノブは、阿蘇にしか生息していないと言われ、野生の数が減少して絶滅危惧種に指定されています。わが家は種から育てましたがハナシノブの仲間の中でも大型になりますが、原種はなくなっているということなので、交配種かもしれません。

ハナシノブの中間の花を数種類育てて、10年以上が過ぎましたので、交配をしたのではないかと思われる株も見られるようになっているので、そのうち純粋なハナシノブはなくなってしまうのではないかと危惧しています。

種類によっては交配しやすいものもあり、ハナシノブは様々な花が咲くので、自然交配をしやすいのではないかと思っています。

ハナシノブの他、ポレモニウム カエルレウムの変種のカラフトハナシノブポレモニウム カエルレウムポレモニウム ボレアレなども栽培しています。

上のハナシノブ(花忍)は自宅で2006年6月1日に撮影した種から育てた花です。

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ハナシノブ(花忍)の特徴と育て方

ハナシノブ

ハナシノブ(花忍) 2014年6月4日 撮影 栽培品(種から)

シロバナハナシノブ

シロバナハナシノブ(白花花忍) 2008年6月5日 撮影 栽培品(種から)

     
和名ハナシノブ(花忍)
学名Polemonium kiushianum
科名・属名ハナシノブ科 ハナシノブ属
分布九州
花期6~8月
特徴

ハナシノブは世界で阿蘇にしか生息していないと言われ、野生の数が減少して絶滅危惧種に指定されています。

茎は稜があり、高さ60~100cm。

葉は互生し、柄はなく、奇数羽状複葉で小葉は披針形で長さ2~3cm、先が尖ります。

茎頂の円錐花序に青紫色で直径1~1.5cmの花を開きます。

和名は葉をシダ植物のシノブにたとえたもの。

わが家は

育て方

中深鉢を用い、鉢底に大粒の軽石を入れ、硬質赤玉土、硬質鹿沼土、桐生砂、軽石砂などの混合用土にマグァンプK を入れて植えます。

水は十分にやり、日によく当て、風通しの良いところで管理します。真夏は半日陰で管理した方が良いようです。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

すぐに根が伸び根茎が肥大し植え替えをしないと勢力が衰えるので毎年秋には必ず植え替えます。

株分けもできますが、株の寿命が短いので、良く実る種を播いて常に更新しておいた方が良い。


ハナシノブ(花忍)のまとめ

ハナシノブ

シロバナハナシノブ(白花花忍) 2017年6月9日 撮影 栽培品(種から)

シロバナハナシノブ

シロバナハナシノブ(白花花忍) 2010年6月21日 撮影 栽培品(種から)

ハナシノブ

ハナシノブ(花忍) 2004年7月14日 撮影 栽培品(種から)

ハナシノブ

ハナシノブ(花忍) 2004年6月27日 撮影 栽培品(種から)

ハナシノブ

ハナシノブ(花忍) 2005年6月2日 撮影 栽培品(種から)

ハナシノブ(花忍)という種から育てたものです。どこで栽培していたのかわからないので、阿蘇の純粋のハナシノブかどうかはわかりません。種から育てるというのはそのようなリスクを承知していないとできないことです。

そのようなことから、上の写真がすべてハナシノブかどうかはわかりませんし、栽培品の種である可能性も多く、同じ種からも異なった花が咲いていることから、交配している可能性も高そうです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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-夏の花・山野草の育て方