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ツルモウリンカの育て方

ツルモウリンカ

ヒメイヨカズラという幼苗をいただき、最初の花が咲いた時には、ヒメイヨカズラだと疑いもしませんでした。しかし蔓性のようでどこまでも蔓をのばすので、支柱を立てなければなりませんでしたが、その支柱をぐるぐる巻きにして伸びていく様に、よく似ているというツルモウリンカではないかと思い始めました。

上のツルモウリンカは2015年6月18日に撮影したものです。

ツルモウリンカの特徴と育て方

ツルモウリンカ

ツルモウリンカ 2016年10月20日 撮影 栽培品

和名ツルモウリンカ
学名Tylophora tanakae
科名・属名キョウチクトウ科 オオカモメヅル属
分布伊豆諸島、九州から琉球列島
花期7月~9月
特徴

葉は厚く茎はつる性。沖縄の蝶 リュウキュウアサギマダラの食草として有名です。

蔓をのばして花が咲き、果実をつけながら成長していきます。

葉腋に花序をだし,やや散形状に淡い黄緑色の花をつけます。

花冠は5深裂し、径6~7㎜。葉はやや厚く,長さ3~7cm、幅1.5~4cm。

育て方

実生苗をいただき、初花が咲いた。

赤玉土に軽石を入れた用土に植えて育ている。

半日陰において管理したが、蔓がどんどんのびて、沢山の種を付けた時、ツルモウリンカだと思いました。

寒さには弱いようで、冬には株が枯れましたが、根の付近は残っているので、芽が出るのではないかと思っています。

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ヒメイヨカズラの実生苗をいただいたが、ツルモウリンカのようでした

ヒメイヨカズラの実生苗をいただき初花を見ることができましたが、九州南部~沖縄 海岸近くの草地に自生しているというということと、自生している写真をネットで見ることができたくらいで、詳細がわからない状態です。

私が持っている図鑑にはガガイモ科 カモメズル属の イヨカズラ 学名:Cynanchum japonicum は載っているもののヒメイヨカズラは見つかりませんでした。

 

ヒメイヨカズラ Vincetoxicum matsumurae (T.Yamaz.) H.Ohashi (= Cynanchum matsumurae T.Yamaz.) を花部形態に基づいてオオカモメヅル属に組み替えた. ヒメイヨカズラはツルモウリンカ Tylophora tanakae Maxim.に非常によく似ていて, しばしば誤同定されているが, 茎が短く直立すること, 葉が楕円形であること, 花冠列片の幅が広いこと, 花序軸が短いこと, 果実が細いこと, 種子が小さいこと等から区別できる.

追記

ヒメイヨカズラという実生苗をいただいたが、蔓が絡まるように伸びてきたので、ツルモウリンカ Tylophora tanakae のようでした。

植物は自生地に通うか、育てて見ないとわからないことだらけです。小さな苗に花が咲いた時には、ヒメイヨカズラと思い込んでしまいましたが、茎が伸びてきてびっくりし、ツルモウリンカ Tylophora tanakae のようだと思いました。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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