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夏の花・山野草の育て方

ヒメマツムシソウ(スカビオサ・コルンバリア’アルピナ ナナ’)の育て方

姫マツムシソウ

ヒメマツムシソウ(スカビオサ・コルンバリア’アルピナ ナナ’)は、北アフリカから欧州、シベリアまで広く分布している、Scabiosa columbaria の園芸選抜品種です。

花期が長く、丈10~15cmと小型で、2年草のマツムシソウが多い中、宿根草でとても丈夫なのが嬉しい植物です。

わが家は10年以上栽培していますが、現在は鉢とロックガーデンで楽しんでいます。多年草のタカネマツムシソウも栽培しています。

上のヒメマツムシソウ(スカビオサ・コルンバリア’アルピナ ナナ’)は、自宅で2017年6月30日に撮影した種から育てた苗からの花です。

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ヒメマツムシソウ(姫松虫草)の特徴と育て方

ヒメマツムシソウ

ヒメマツムシソウ(姫松虫草) 2012年6月6日 撮影 栽培品

           
和名ヒメマツムシソウ(姫松虫草)
別名スカビオサ・コルンバリア’アルピナ ナナ’
学名Scabiosa columbaria 'Alpina Nana'
科名・属名スイカズラ科 マツムシソウ属
分布アメリカ南西部~メキシコ原産
花期春~秋
特徴

基本のコルムバリアは、北アフリカから欧州、シベリアまで広く分布し、丈30~60cmの大型種だが、その園芸選抜品種です。

丈10~15cmと小型で、灰緑色の葉は羽状に深裂します。

春から秋まで、長い間、花茎を伸ばして淡い藤色の花を咲かせます。

マツムシソウは2年草が多い中、多年草で性質も強く、株で殖えます。

耐寒性も耐暑性も強く、やや半日陰を好みます。

育て方

鉢底にごろ土をいれ桐生砂、赤玉土と軽石などの混合用土で緩効性化成肥料を根に触れないように下のほうに入れて植え込みます。

ヨーロッパ産のマツムシソウは酸性土壌を嫌うので草木灰や苦土石灰を使うと良いようです。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

植え替えは早春、株分けをかねて2年に1度位行います。

株を購入して10年以上が過ぎていますが、今は鉢植えとロックガーデンで楽しんでいます。

矮性で、花が長いこと咲いてくれる嬉しいマツムシソウです。

ヒメマツムシソウ(スカビオサ・コルンバリア’アルピナ ナナ’)まとめ

ヨーロッパ産のマツムシソウは酸性土壌を嫌うので気を付けた方が良いようです。

とても丈夫ですが、夏は半日陰での栽培が良いようです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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