カラフトマンテマ 学名: Silene repens 2005年6月16日 撮影
北海道(礼文島、日高山脈、大平山)の高山帯の礫地に生えるというカラフトマンテマはとても丈夫で植え替えもしないのにロックガーデンに毎年咲いてくれます。
ナデシコ科 マンテマ属の多年草ですが、マンテマ属の特長なのだろうが萼が長くとても目立ちます。
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種から育てたカラフトマンテマがロックガーデンで開花
昼間は花がしっかりと開ききらずに少ししぼんだ感じなのは、昆虫を寄せ付けるためなのだろうと思ったりしていますが、本当のところはわかりません。
花は白色か淡紅色で直径1.5㎝ と書いてありますが、我が家の花は純白です。
毎年100種類くらいの種を播いていた時に、ネット友達から頂いたもので、花が咲くたびに会ったこともない方を思い出しています。
先日我が家に来た花友だちが、花を育てていると言う事は、花だけでなくその花がどんな経緯でここに咲いているかを思い出しながら鑑賞する楽しみがあることを知ったと言っていましたが、とても納得しました。
子供が幼稚園のころに、「花はどうして生まれたの」と聞かれたことがあり、「種から育ったのだ」と答えたところ「その一番先の種はどこから来たの」と聞かれて、答えに窮したことがありましたが、そんななぞを秘めた植物を育てさせてもらっていると思うと敬虔な気持ちになります。
絶滅危惧種などと騒がれている植物がたくさんありますが、絶滅してしまった植物もたくさんあると思うと、自然を壊すことがないように心して育てていかなければと思います。