キキョウ(桔梗)は、北海道、本州、四国、九州の日当たりの良い山地草原に生える多年草で、高さ50~120cmになります。
「秋の七草」の朝顔の花はキキョウであるというのが定説になっています。
庭の空いているところに植えて手入れなしで育てていますが、零れ種からも殖えるので抜きながら育てていますが、植えた覚えのないシロバナも咲いています。
上のキキョウ(桔梗)は、自宅で2014年7月19日に撮影した花です。
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キキョウ(桔梗)の特徴と育て方
キキョウ(桔梗) 2005年7月11日 撮影 栽培品
キキョウ(桔梗) 2004年8月20 撮影 栽培品
和名 | キキョウ(桔梗) |
学名 | Platycodon grandiflorum |
科名・属名 | キキョウ科 キキョウ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、シベリア、北部中国、朝鮮半島 |
花期 | 7~9月 |
特徴 | 花径4~5cm、日当たりの良い山地草原に生え、高さ50~120cmになります。 葉は互生し、長さ4~7cmの狭卵形。 茎の先に青紫の花が数個つき、果実は蒴果となります。 和名は漢名の桔梗を音読みにしたもの。 山上憶良の「秋の七草」の朝顔の花はキキョウであろうというのが定説ということです。 |
育て方 | 赤玉土に腐葉土を2~3割混ぜた用土に植え、油粕の固形か、粉末を施します。肥料分を好み、多く施せば太り、花が多くつくが、大型に生育するので、肥料を加減し好みの大きさに育てます。 排水よく植え、たっぷり潅水し、日当たりが十分で、風通しの良い場所に置きます。 わが家は庭植えで育てているので、丈低く咲くように、カットして小さく育てています。 丈夫な植物なので、半日陰でも育ち、零れ種からも芽生えています。 白花は植えた覚えがないのですが、毎年咲くようになります。 |
アポイギキョウの特徴と育て方
アポイギキョウ 2004年8月15日 撮影 栽培品
和名 | アポイギキョウ |
花期 | 7~9月 |
特徴 | アポイギキョウとはキキョウの矮性種の総称のようです。 育て方はキキョウと同じで、肥料が多ければ大きくなるようです。 わが家は種から育てましたが、初花はかなり小さい草丈でしたが、普通のキキョウほどには育ちませんでしたが育て方次第で草丈は変化があるようです。 |
キキョウ(桔梗)まとめ
シロバナキキョウ(白花桔梗) 2005年7月30日 撮影 栽培品
学名:Platycodon grandiflorum form. albiflora
排水よく水もちのよい用土に植えます。
日向で育て、肥料を好みますが、多いと丈が高くなるので、調節しながら育てます。
キキョウソウの特徴
キキョウソウ 2016年6月12日 撮影
キキョウソウの果実 2016年6月12日 撮影
和名 | キキョウソウ(桔梗草) |
別名 | ダンダンギキョウ |
学名 | Specularia perfoliata |
科名・属名 | キキョウ科 キキョウ属 |
分布 | 北アメリカ原産だが、各地に帰化している |
花期 | 5~7月 |
特徴 | 北アメリカ原産の高さ30~80㎝の1年草。 各地に帰化しているがそれほど多くはないという。私は母の墓参りに行く途中の草原で出会いました。 日当たりの良い乾いたところに生えます。 茎には開出毛がまばらに生えた稜があり、葉は互生し、長さ約1.5㎝の円形または卵形で基部は浅い心形。花は葉腋に1~3個付きます 始めは閉鎖花だけだが、のちに上部に普通の花をつけます。花冠は紫色で直径1.5~1.8㎝。雄蕊は5個、花柱の先は3裂します。 |