コゴメマンネングサ(小米万年草)は、琉球列島や、九州の海岸に分布するのマンネングサ属の多年草で、米粒状の多肉質で葉を持ち、黄色の5弁花がとっても可憐な植物です。
その花を見て購入したのが誤りで、ロックガーデンに殖えはじめた時はすでに遅く、それから10数年、年に何度も何度も抜くのですが、気を許すといつのまにか殖えてしまいます。
強健な多肉植物のため、零した小さな葉もすべて根付くので取り切れないのです。
上のコゴメマンネングサ(小米万年草)は、自宅で2003年5月25日に撮影した花です。
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コゴメマンネングサ(小米万年草)の特徴と育て方
上のコゴメマンネングサ(小米万年草)は、自宅で2003年5月20日に撮影した花です。
和名 | コゴメマンネングサ(小米万年草) |
学名 | Sedum uniflorum |
科名・属名 | ベンケイソウ科 マンネングサ属 |
分布 | 琉球列島や、九州の海岸に分布する |
花期 | 初夏 |
特徴 | 草丈5~10㎝の多年草。 茎は基部で多数分岐し、枝を密に付けます。 葉は多肉質で柱状、葉は長さ3㎜くらいで、葉柄はなく、密に付きます。 花は茎頂に数個付き、花径約1㎝で、花弁は黄色の5枚。 名前の由来は、葉が多肉質で米粒状の葉の形だから。 |
育て方 | 耐寒性、耐暑性ともに強く、日照を好みます。 小さくてあまりに可愛いので買い求めたが、庭のいたる所に出てきて困っています。 ロックガーデンなので、居心地満点なのか、抜いても抜いても生えてきて雑草よりも大変です。 小さな葉を一枚落としたところからも芽生えるので、10数年格闘していますが、今でも草取りの手を抜くと蔓延ります。 |
コゴメマンネングサ(小米万年草)まとめ
可憐な多肉植物で、花もきれいだが、殖えすぎるので庭には、庭には植えない方が良いようです。
ツルマンネングサ(蔓万年草)の特徴
ツルマンネングサ(蔓万年草) 2006年7月4日 撮影 礼文島
ツルマンネングサ(蔓万年草) 2006年7月4日 撮影 礼文島
和名 | ツルマンネングサ(蔓万年草) |
学名 | Sedum sarmentosum |
科名・属名 | ベンケイソウ科 マンネングサ属 |
分布 | 朝鮮、中国東北部 |
花期 | 6~7月上旬 |
特徴 | 都市近郊に多く、河原や石垣などにもよく見られる多年草。 古くから日本に帰化していたと考えられています。 茎は紅色を帯び、花をつけない茎は地を這います。 葉は淡緑色~黄緑色で、長さ1.5~3㎝、幅3~7㎜の狭長楕円形または倒披針形。 花は直径1.5~1.7㎝。裂開直前の葯は橙赤色。 日本のものは普通結実しない。 |