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広告 夏の花・山野草の育て方

ケンタウリウム(小町リンドウ)の育て方

小町リンドウ

ケンタウリウム(小町リンドウ)は、南ヨーロッパ原産のリンドウ科 シマセンブリ属のピンクの可憐な花が長く咲いてくれるのが嬉しい植物です。

丈夫な花ですが、高温多湿と冬の寒さに少しよわいので、それらを知った上で育てることが出来れば長く栽培出来ます。

あまり手をかけていないので、こんもりと咲くまではいきませんが、種を播いて10年以上生き残って花を咲かせています。

上のケンタウリウム(小町リンドウ)は、自宅で2006年8月31日に撮影した2005年10月播種の初花です。

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ケンタウリウム(小町リンドウ)の特徴と育て方

           
和名ケンタウリウム(小町リンドウ)
学名Centaurium confertum
科名・属名リンドウ科 シマセンブリ属
分布南ヨーロッパ原産
花期4~10月
特徴

ヨーロッパ産の常緑多年草。

草丈5~10cm。よく枝分かれし、小さな葉をつけた茎の先に、1㎝にも満たないピンクの可憐な花が咲きます。

草丈は低く5~10㎝程度でマット状に広がります。

マット状に広がった茎の先に先に4月くらいに咲き始めて、10月くらいまで咲いています。

高温多湿の夏の暑さにも、寒さにも少し弱いので、関東地方の我が家は鉢植えで育てています。

育て方

用土は草花用栽培用土を利用できますが、我が家は赤玉土、硬質鹿沼土に軽石を少し混ぜた用土で夏越を優先させています。

植え付け時に鉢底にゴロ土を入れ、元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて植えつけます。

植え替えは1~2年に1度、早春か秋に行います。植え替えを嫌うので根を切らないように新しい用土で植え替えます。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

日当たりを好みますが、日本の夏の強光線と高温多湿には弱いので、夏はできるだけ風通しの良い場所で、午前中は日が当たり午後からは日陰になるような場所が理想的です。

そのほかの季節はよく日光に当てますが、冬は霜に当てないようにします。

わが家は種から育て、零れ種でも毎年殖えているし、夏と冬を越せれば株分けでも殖やすことが出来ます。

日当たりの良いロックガーデンに最適ですが、-5℃になるような場所は防寒が必要です。

ケンタウリウム(小町リンドウ)まとめ

日本の高温多湿を嫌うので、夏は涼しい環境で管理します。冬の寒さにもあまり強くないので、-5℃になるような時は防寒が必要です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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