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タリヌム・カリキヌム(クサハナビ)の育て方|仲間のハゼランとスベリヒユ属のポーチュラカの特徴

タリヌム・カリキヌム(クサハナビ)

タリヌム・カリキヌム(クサハナビ)は、アメリカ南西部~メキシコ原産のスベリヒユ科 タリヌム属の植物です。

マツバ状の多肉質の葉は長さ5cm以上あり、葉の間から細い茎をのばし濃い紫色の花を多数咲かせます。

多肉植物なので、水はけの良い用土を用い、通風のよい場所でよく日に当てて乾燥気味に管理します。多肉植物の用土が良いようです。

我が家は水はけのよいロックガーデン植えにしていますが、零れ種からも芽生えて夏の花が少ない時期に咲くので嬉しい花です。

上のタリヌム・カリキヌム(クサハナビ)は、自宅で2011年6月16日に撮影した種から育てた苗からの花です。

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タリヌム・カリキヌム(クサハナビ)の特徴と育て方

タリヌム・カリキヌム(クサハナビ)

タリヌム・カリキヌム(クサハナビ)葉の様子 2007年6月16日 撮影 栽培品

           
和名クサハナビ(草花火)
別名タリヌム・カリキヌム、ナツハナビ(夏花火)
学名Talinum calycinum
科名・属名スベリヒユ科 タリヌム属
分布アメリカ南西部~メキシコ原産
花期6~9月
特徴

草丈15~20㎝。

マツバ状の多肉質の葉は長さ5cm以上あり、葉の間から細い茎をのばし濃い紫色の花を多数咲かせます。

濃いピンクの5弁花は花径2~3cmで、1日花で午後からきれいに開きます。

黄色の葯がよく目立ち、次々と長い間花が楽しめます。

耐寒性は比較的強く、冬は地上部が枯れますが、株は枯れることはなく、翌年マツバ状の多肉質の葉がでてきます。

育て方

多肉植物なので、水はけの良い用土を用い、通風のよい場所でよく日に当てて乾燥気味に管理します。多肉植物の用土が良いようです。

冬は葉がなくなるが根茎が残り春に芽を出します。

茎が上がてしまうので、用土を入れた方が良いようです。

植え替えは花の終わった9月頃が適期です。株分けを兼ねて行います。

実生からたくさん殖えますので、種からの繁殖で株を更新した方が良いようです。

我が家は水はけのよいロックガーデン植えにしていますが、植え替えなしで数年になりますが、用土をかえて植え替えをした方が元気になるようです。

ロックガーデンですと零れ種からも芽生えるので拾って鉢植えにしています。

花が少なくなった時期にちらほらと咲いて彩を与えてくれる可憐な花です。

タリヌム・カリキヌムまとめ

クサハナビ

タリヌム・カリキヌム(クサハナビ)葉の様子 2014年6月17日 撮影 栽培品

多肉植物なので、乾燥気味に育て日光にはよく当てることが大切です。

過湿にすると根ぐされをおこしますので気を付けます。

ハゼラン(爆蘭)の特徴

ハゼラン

ハゼラン(爆蘭) 2004年8月11日 撮影 自宅の庭

ハゼラン

ハゼラン(爆蘭) 2004年9月28日 撮影 自宅の庭


         
和名ハゼラン(爆蘭)
別名サンジソウ(三時草)、サンジカ
学名Talinum calycinum
科名・属名スベリヒユ科 タリナム属、ハゼラン属
分布熱帯アメリカ
花期6~9月
特徴

明治初期に栽培用に導入されたものが道ばたなどに野生化しています。

茎や葉は多肉質。やわらかく滑らかで、茎はまっすぐに立つか斜上し、長さ30~80㎝。

葉は互生し、倒卵形、全縁で先はやや尖り、基部はしだいに狭まり短い葉柄となります。は葉長さ3~10㎝、幅1.5~5㎝。

茎は上部で分枝し、大きなピンク色の円錐花序を出し、直径2~5mm位の花を咲かせます。

別名サンジソウの名前のとおり、午後3時から4時位になると咲き始め、夜になると閉じてしまうので、咲いている時間はとても短い。

庭にいつの間にかやってきた1年草のお客さんだが、繁殖力がすごいらしいが、我が家は殖えることなく消えてしまいました。

ポーチュラカの特徴

ポーチュラカ

ポーチュラカ 2007年9月12日 撮影 渡良瀬遊水地

         
和名ポーチュラカ
別名ハナスベリヒユ
学名Talinum calycinum
科名・属名スベリヒユ科 スベリヒユ属
分布南アメリカ
花期6~~10月
特徴

夏の炎天下の中でも元気に花を咲かせる草花で多年草だが、日本の冬の寒さには枯れてしまうことが多い。

花は2~3cmで白、ピンク、赤、黄色、オレンジなどの花色があります。

茎は立ち上がらずに横に這うようにしてのびていきカーペット状に広がります。

育てやすいため公園の花壇などでよく見かけます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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-夏の花・山野草の育て方