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広告 夏の花・山野草の育て方

メガネツユクサ(眼鏡露草)の育て方|仲間のツユクサ(露草)の特徴

ツユクサ(露草)は、変異が大きいようで、メガネツユクサもそのひとつではないかと思います。

どこでも見られる花で、朝早く開花して、暑くなるとすぐにしぼんでしまう花ですが、とっても魅力的で、私は子供のころに花を折ってきて、小さな花瓶に挿しておいたところ、露を零してすぐにしぼんでしまい、切り花で鑑賞できる花でないことを知りました。

そんなツユクサの花の色素は水につけると溶けてしまう性質があるようで、それを利用して友禅の下絵を描くのに用いられた、変種で大きな花が咲くオオボウシバナが滋賀県草津市で栽培されていたようです。

上のメガネツユクサ(眼鏡露草)は、自宅で2021年8月12日に撮影した2008年10月に播種した苗からの花です。

メガネツユクサ(眼鏡露草)の特徴と育て方

メガネツユクサ

メガネツユクサ(眼鏡露草) 2009年8月8日 撮影 2008年10月播種

           
和名メガネツユクサ(眼鏡露草)
別名フクリンツユクサ(複輪露草)
学名Commelina communis
科名・属名ツユクサ科 ツユクサ属
分布日本各地、中国、朝鮮、東シベリア
花期6~9月
特徴

ツユクサによく似て、少し花が大きく、花弁の白い淵のフリルがとても可憐な品種。

ツユクサと同じように良く分枝し縁から根を出して増える1年草。

毀れ種から良く増えて、抜くのが間に合わないくらいの生命力を持います。

育て方

湿った場所を好みます。

特に何もしなくともよく殖え広がり、半日陰などの好みの場所に葉がついている節から根を下ろします。

とても可憐だが増えすぎて困る植物でもあります。

ツユクサ(露草)の特徴

ツユクサ(露草)

ツユクサ(露草) 2003年9月14日 撮影 散歩道

ツユクサ(露草)

ツユクサ(露草) 2005年9月13日 撮影 仙人ヶ岳

ツユクサ(露草)

ツユクサ(露草) 2006年10月13日 撮影 三毳山

         
和名ツユクサ(露草)
別名ボウシバナ
学名Commelina communis
科名・属名ツユクサ科 ツユクサ属
分布日本各地、中国、朝鮮、東シベリア
花期6~9月
特徴

道端や草地に普通に見られる1年草。

花茎全体の大きさ2~3cm、高さ30~50cm。

露をおびて咲くことからこの名があります。

葉は互生し、長さ5~8㎝の卵状披針形。

花弁3個のうち2個は大きく、鮮やかな青色でよく目立ち、1個は白色で小さい。花は半日でしぼみます。

花は色彩に変化のあるものが多く、純白色や淡紅色をおびるものの他に、青と白が混じって覆輪の形になるものなどがあります。

万葉集にも着草、月草の古名で登場しています。

メガネツユクサ(眼鏡露草)まとめ

メガネツユクサ

メガネツユクサ(眼鏡露草) 2007年9月15日 撮影 2008年10月播種

半日陰などの好みの場所を探して節から根を下ろして殖え広がります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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