モロコシソウ(唐土草)は、本州(関東地方南部以西)、四国、九州、沖縄の山地の暖地の海近くの林内に生える多年草で、高さ30~80㎝になり、上部の葉腋から長い柄をを出してさく黄色の花が可憐です。
種から育てた小苗をいただき育てましたが、思ったより丈夫でその年に初花が見られました。
暖地の林内に咲く花なので、半日陰で育てています。太平洋岸では房総半島が分布の北限に当たるようなので寒い地方はそれなりの管理が必要かもしれません。
上のモロコシソウ(唐土草)は、自宅で2017年7月11日に撮影した頂いた苗からの初花です。
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モロコシソウ(唐土草)の特徴と育て方
モロコシソウ(唐土草) 2017年7月11日 撮影 栽培品。
和名 | モロコシソウ(唐土草) |
学名 | Lysimachia sikokiana |
科名・属名 | サクラソウ科 オカトラノオ属 |
分布 | 本州(関東地方南部以西)、四国、九州、沖縄 |
花期 | 7月~8月 |
特徴 | 暖地の海近くの林内に生える多年草。 太平洋岸では房総半島が分布の北限に当たり、清澄山周辺にわずかに自生地があるだけのようです。 高さ30~80㎝。 葉は柄があり、披針形で長さ5~10㎝。 花は上部の葉腋に1個ずつつき、花冠は黄色で直径1~1.2cmくらいです。 和名は中国より渡ってきたものとまちがえられてつけられたと思われます。 |
育て方 | 硬質赤玉土、硬質鹿沼土、桐生砂などの混合用土に植え込みます。 植え付け時には、元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて植えつけます。 植え替えはは春か秋。 肥料は春と秋に置き肥します。 林内に自生しているようなので、明るい半日陰で管理しました。 寒冷地に自生している花は難しいものが多いのですが、モロコシソウ(唐土草)は暖地が自生地なのでさほど気を使うことなく花を見ることが出来ました。 わが家は関東地方ですが内地なので、冬は寒くなりますが屋根のあるハウス内で管理しました。 |
モロコシソウ(唐土草)まとめ
モロコシソウ(唐土草)は自生の花を見たことがなかったのですが、図鑑を見て関東地方南部以西から沖縄までの暖地に自生しているようなので、我が家のような住宅地でも簡単に育つようです。
太平洋岸では房総半島が分布の北限に当たり、清澄山周辺にわずかに自生地があるだけのようなので、寒い地方はそれなりの管理が必要のようです。