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広告 夏の花・山野草の育て方

ネジバナ(モジズリ)シロバナネジバナの育て方

ネジバナ

ネジバナ(捩花)は、ラン科 ネジバナ属のありふれた植物ですが、とても可憐なために好かれる植物です。

我が家は20年くらい前に造成した住宅地ですが、住宅内に公園がいくつもあります。

その公園の土手には芝生が植えられていますが、その中で毎年ネジバナが咲いているのを目にします。植えた芝の中に入っていたものなのでしょうが、ネジバナは芝生の中が大好きなようです。

年に数回芝刈りをしますが、それにも負けずに抜きんでて咲いている姿はとても可憐です。

上のネジバナ(捩花)は、自宅で2004年6月16日に撮影した花です。

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ネジバナ(捩花)の特徴と育て方

ネジバナ

シロバナネジバナ(白花捩花) 2005年7月1日 撮影 栽培品
学名:Spiranthes sinensis var. amoena f. albescens

           
和名ネジバナ(捩花)
別名モジズリ
学名Spiranthes sinensis var. amoena
科名・属名ラン科 ネジバナ属
分布日本全土
花期5~10月
特徴

日当たりの良い草地や芝生などに生える多年草。

根は白く、紡錘状に肥厚します。

葉は長さ5~20cm、幅0.3~1cmの線状倒披針形で先は尖ります。

花茎は高さ10~40cmになり、1~3個の鱗片状の葉がつきます。花序は長さ5~15cmで白い毛があり、小さな花をらせん状につけます。

花は淡紅色、ときに白色で長さ4~6㎜。唇弁は色が淡くふちに細かな歯牙があります。

和名は花序が捩れていることによります。

育て方

各種の山草、野草用土でいろいろの草と寄せ植えするとおもしろい。

どんな肥料を用いてもよく、無肥料に近ければ小型に生育します。

常緑なので周年肥培するとみごとなほど大型化して、たくさんの花をつけ別種のようになります。

乾湿に強いので普通に潅水し、日当たりがよく、風通しの良い場所で管理します。

家の庭には、いつ植えたかもしれないネジバナが、庭のあちこちに増えたり減ったりしながら花を咲かせていますが、種を飛ばせて好きなところに芽生えるということが多いので、寄せ植えに使うとあちこちに芽生えて面白いと思います。

わが家は、鉢の中に一人で芽生えたものを庭に植えていますが、育てるよりは好きな場所に飛びこんだものの方が綺麗に咲いているのは、好きな場所だからかもしれません。

鉢に単植で楽しみたいときは、浅鉢などを使い、鉢底に大粒の軽石を入れ、鹿沼土の単用などに沢山植えると見栄えがします。

日光が好きなので日当たりで管理し、表面が乾いたらたっぷりやり、水切れしないように管理することが大切です。植え替えをしないで形を保つのは難しいので、秋か春に植え替えます。

積極的に殖やすには、株分け実生で殖やします。種は採り播きします。

裏磐梯のネジバナ(捩花)

ネジバナ

ネジバナ(捩花) 2007年8月5日 撮影 裏磐梯

ネジバナ(捩花)まとめ

ネジバナ

ネジバナ(捩花) 2003年7月10日 撮影 栽培品

芝生の中が好きなくらいですので、乾燥させないように注意します。また日当たりで管理するときれいな花が咲きます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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