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広告 夏の花・山野草の育て方

センペルビウム(クモノスバンダイソウ(蜘蛛巣万代草)’巻絹’)の育て方

センペルビウム(クモノスバンダイソウ)’巻絹’は、ベンケイソウ科 クモノスバンダイソウ属(センぺルビウム属)で暑さ寒さに強く、春秋生育型のロゼットタイプの多肉植物で、国内では山野草としても流通しています。

ランナーが伸びて小苗が出来増殖するので、野外でも育てることが出来ます。

まりのような可憐な株は日が当たると絹のような糸が出て葉を覆うためとても可憐で、花もきれいなので育てるのが楽しみな植物です。

上のセンペルビウム(クモノスバンダイソウ)’巻絹’は、自宅で2020年6月23日に撮影した栽培品です。

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センペルビウム(センペルビブム)の特徴と育て方

クモノスバンダイソウ

センペルビウム(クモノスバンダイソウ)’巻絹’ 2020年6月23日撮影 栽培品

   
花名センペルビウム(センペルビブム)
和名クモノスバンダイソウ(蜘蛛巣万代草)’巻絹’
学名Sempervivum arachnoideum
科名・属名ベンケイソウ科 クモノスバンダイソウ属(センぺルビウム属)
分布ヨーロッパの山岳地帯
花期2月~7月
特徴

センペルビウム(クモノスバンダイソウ)’巻絹’は、ベンケイソウ科 クモノスバンダイソウ属(センぺルビウム属)で寒さ、暑さに強い、春秋生育型のロゼットタイプの多肉植物で、国内では山野草としても流通しています。

生長すると葉の先から白い絹のような糸がでて葉を覆うため、この名前がついています。株の大きさは2㎝ほどでふわふわした感じがします。日がよく当たると絹毛がでやすくなります。

耐暑性はありますが、夏場に暑くなる場所では、日光を避けて明るい場所で育てます。耐寒性もあるので、野外で育てることも可能です。

ランナーが伸びて小苗が出来て、育てやすい植物です。

育て方

赤玉土、鹿沼土、軽石砂などに腐葉土を混ぜた水はけが良い土や、市販の多肉植物用の用土を使います。

植え付け・植え替え時期は、3~5月または9~11月が適しています。2~3年おきに株分けをかねて植え替えます。

耐寒性、耐暑性もありますが、真夏は明るい反日陰で育てます。

湿度の高い状態を嫌うので、乾燥気味に育てます。

春と秋は週に1~2回程度土の表面が乾いたら水やりをし、夏は2週間に1回程度、冬も夏と同じく2週間に1回程度、土の表面が乾いて2~3日後くらいに水をやりますします。

春と秋の生育期は緩効性肥料や水肥を少量施します。

カイガラムシ、アブラムシ、ハダニ等に注意します。葉についているのを見つけたら、古い歯ブラシ等で落としたり、薬剤で駆除するようにします。葉が過密状態では害虫がつきやすいので、混み合っているところがないように風通しをよくします。予防のためにオルトランなどを置いておくと安心です。

殖やすには、植え替え時の株分け、ランナーから出来た子株が根をついたのを植えて殖やします。時期は3月~5月、9月~11月です。子株を植えたあとにはすぐに水をあげず、数日後に水を十分与えますが、日陰で管理します。

クモノスバンダイソウ(蜘蛛巣万代草)’巻絹’まとめ

クモノスバンダイソウ

センペルビウム(クモノスバンダイソウ)’巻絹’ 2020年6月23日撮影 栽培品

日当たりで乾燥気味に育てます。日に当たると衣のような糸が出てマリモのようか可憐な形になります。

真夏は日をよけ明るい日陰で育てます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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