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広告 夏の花・山野草の育て方

テンモクジオウ(天目地黄)の育て方

テンモクジオウ(天目地黄)

テンモクジオウ(天目地黄)は、中国の中部、湖北省に分布するゴマノハグサ科 ジオウ属の多年草です。

夏の高温多湿には弱いですが木下などの半日陰では地下茎をのばしてかなり殖えます。

5~7月に茎頂に総状花序をだし、4cm程の淡紅色の筒状の唇形花をつけます。

上のテンモクジオウ(天目地黄)は、自宅で2008年6月5日に撮影した花です。

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テンモクジオウ(天目地黄)の特徴と育て方

テンモクジオウ(天目地黄) 2006年6月1日 撮影 栽培品

           
和名テンモクジオウ(天目地黄)
学名Rehmannia chingii
科名・属名ゴマノハグサ科 ジオウ属
分布中国(湖北省、山西省)
花期5~9月
特徴

5月~9月ごろ、花茎を伸ばし、赤紫色の「ジキタリス」のような花を咲かせる多年草で、根茎を漢方薬とするジオウの1種です。

草丈は30~60cmで、鉢植えで出回っているのは30~40cm程度。

葉は倒卵状長楕円形から楕円形で、長い翼のある葉柄がつきます。

花色は赤紫色で、花の長さ5cm程度。ロゼット葉の長さは25cm程度までなるが、花茎に着く葉は小型で互生します。

育て方

腐植質に富んだ排水性のよい用土を好みます。

高温多湿を嫌うので、夏場は日陰で風通しの良い所に植えます。

寒さにも弱いようですが、関東地方の我が家の庭では、霜の当たらない常緑樹の下などでは冬越しができています。

わが家は常緑下の下の庭植えで、地下茎で殖えています。

庭の斜面の木の下が気に入ったようで地下茎で殖えていますが、好きな場所を選んで殖えています。

庭植は手入れなしで地下茎で殖えて花を咲かせるようになっています。

鉢植えは草花用用土でよく、涼しい半日陰で管理すればさほど育てにくいということはないようです。

鉢植えの場合、夏は過湿で弱ることがあるので乾燥気味に育てます。

植え替え時に、根に触れないように元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料施すほか、秋にも緩効性肥料を置き肥します。

根がはるので根がが詰まるようだたら毎年植え替えます。植え替え時に株分けで殖やせますが、あまり小さく分けない方が良いようです。

テンモクジオウ(天目地黄)まとめ

テンモクジオウ(天目地黄)

テンモクジオウ(天目地黄) 2016年5月28日 撮影 栽培品

高温多湿に弱いので、暑い地方は木の下などの涼しい場所で育てると地下茎をのばしてよく殖えます。

又、寒さにも弱いので木の下などで霜の当たらない場所で、関東地方は冬越しできます。

排水性の良い用土をこのみ、過湿は嫌いますので、水のやりすぎには注意します。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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