シラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊)は、北米南東部に分布するカヤツリグサ科 ディクロメナ属の多年草です。
寒さには少し弱いですが、0℃あれば越冬できるので、簡単に栽培できます。
白い鷺が飛んでいるような優雅な花が夏の暑い時期に涼を運んでくれるとっても素敵な植物で、絶やすことなく10年以上育てています。
上のシラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊)は、自宅で2012年7月5日に撮影した花です。
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シラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊)の特徴と育て方
シラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊) 2004年7月3日 撮影 栽培品
和名 | シラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊) |
学名 | Rhynchospora colorata |
科名・属名 | カヤツリグサ科 ディクロメナ属 |
分布 | 北米南東部 |
花期 | 6~10月 |
特徴 | 草丈30~60cm。非耐寒性常緑性の多年草。寒い冬は上部が枯れますが、春に新芽が芽生えます。 白い鷺が飛んでいるような優雅な花を咲かせます。 花穂が白い星のように見える涼しげな風情のあるカヤツリグサの仲間です。 白く色づいている細長い三角形のものは苞(ほう)で、実際の花は小さく、それほど目立ちません。 |
育て方 | 日当たりを好み、有機質の多い保水性のある土壌を好みます。 肥料は控え目にし、根が水中にある環境をを好むので、根本を水中に沈ませて管理します。 水持ちの良い土に植え、湿り気を保てば鉢植えでも育てられます。 鉢植えは乾いたらたっぷり水をやれば育てられますが、腰水や水盤で育てた方が楽です。 冬期は凍らなければ根茎だけで越冬できます。 春~秋の気温の高い生育中に、粒状の化成肥料などを月1回くらい施します。 草花用土でも栽培できますが、我が家は赤玉土に軽石を少量混ぜたものを使っています。 0℃あれば越冬できますので、そのような場所に置き、春になったら株分けをかねて植え変えると殖やすことが出来ます。 斑入り種などもあるようなので、真夏を涼しく演出してくれるシラサギカヤツリは、大鉢で育てて涼を楽しんでいます。 |
シラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊)まとめ
日当たりを好み、夏の暑さにも強いので、水を切らさないように育てます。水盤でや腰水栽培にすると管理がとても楽です。
4月くらいに植え替え時に株分けをすると数倍に殖やすことが出来ます。