タカサゴユリ(高砂百合)は、台湾の原産のユリで、大正12年に種子が導入され、その盛んな繁殖力のため、野生化しているところも多いようです。
海岸に近い、高速道路わきなどにタカサゴユリの群生を見たことがあることから、寒暖のあまりないところに自生することが多いのではないかと思います。
タカサゴユリは上の写真のように、外側に紅紫の筋が縦方向に入ているようですが、シンテッポウユリは下の写真のように純白のようです。
シンテッポウユリも新品種がでているようです。しかし交配を繰り返しているので、染色体や遺伝子検査を行わないと識別が難しいようです。
とてもきれいな花ですが、外来種で駆除対象になったいますので、栽培している方は外来種であることを周知していただいたほうが良いようです。
上のタカサゴユリ(高砂百合)は、自宅で2005年8月27日に撮影した2003年1月31日播種の苗からの花です。
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タカサゴユリ(高砂百合)の特徴と育て方
和名 | タカサゴユリ(高砂百合) |
学名 | Lilium formosanum |
科名・属名 | ユリ科 ユリ属 |
分布 | 台湾の原産 |
花期 | 8月~10月 |
特徴 | 草丈は40cm~180cmになり、その先端に1~10輪程度の大きさも形もテッポウユリに似ている花を付けます。 葉が細く茎も花も細長くて、全体的にスリムな雰囲気のユリですが、球根が大きくなると茎はかなり太くなってたくさんの花をつけるようになります。 タカサゴユリは台湾に広く野生しており、容易に自花受精し、実生後1年以内に開花するものもあります。 日本には大正12年に種子が導入され、その盛んな繁殖力のため、野生化しているところも多いようです。 |
育て方 | ユリを育てる土は排水がよく、適当な保水力のある腐植質土壌がすぐれています。 わが家はササユリと名前の付いた種をいただいたところ、タカサゴユリが咲いて驚きました。 それ以前から植えた覚えのないシンテッポウユリが、咲いていて、種から増え続けていたので驚きを通り越してがっかりしました。 普通の山野草や草花を育てている庭でしたら、自然に殖えて大きな球根になり、丈が高くなって沢山の花を咲かせるようになります。 外側に紅紫の筋が縦方向に入るのがタカサゴユリのようで、種からの花は筋が入っていましたが、前から家にあった純白ないので、シンテッポウユリののようです。 |