タンナチダケサシ(丹那乳茸刺)は、朝鮮半島原産です。タンナとは済州島の古名であり、タンナと名の付く山野草は小型のものが多く山野草愛好家に好まれています。
屋久島の名前が付く山野草とよく似ているものもあり、同じように好まれます。
日本の山に自生するヤマブキショウマの仲間のバラ科で、チダケサシ、ハナチダケサシのユキノシタ科とは違うようです。
上のタンナチダケサシ(乳茸刺)は、自宅で2018年6月12日に撮影した栽培品です。
スポンサーリンクタンナチダケサシ(丹那乳茸刺)の特徴と育て方
和名 | タンナチダケサシ(乳茸刺) |
学名 | Aruncus aethusifolius |
科名・属名 | バラ科 ヤマブキショウマ属 |
分布 | 朝鮮半島済州島 |
花期 | 5月~7月 |
特徴 | 山地の渓谷沿いや岩場に自生する、高さ10~20cmの多年草です。ユキノシタ科のチダケサシとは違ってバラ科のヤマブキショウマの仲間のようです。 細かく深く切れ込んだ葉と白く穂状に咲く花がよく合っていて姿がよく、日本では園芸用に鉢植えなどで育てることが多く、生育旺盛な小型強健種です。 花序は細長い円錐状で側枝は短く、斜上します。花は普通白色ですが、栽培環境により花色は多少変化することがあります。 |
育て方 | かなり小形の花なので、鉢植えや寄せ植えなどが良いと思います。 鉢植えはすぐ根がはるので、少なくとも2~3年に1度以上の植え替えは必要です。根が使ったと思ったら、早めに植え替えます。 わが家は草物盆栽に寄せて植えているので植え替えなしです。 春と秋は良く日に当て、夏は半日陰での管理が良く、水やりは乾いたらたっぷりやります。 チダケサシと同じように、病害虫には強いようですが、我が家はたくさんの野草を育てているので一緒に消毒しています。 |