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広告 夏の花・山野草の育て方

ウシタキソウ(牛滝草)の育て方|仲間のタニタデ(谷蓼)の特徴

ウシタキソウ

ウシタキソウ(牛滝草)は、全国の山地の林内に生える、アカバナ科 ミズタマソウ属の植物で、ミズタマソウによく似ていて、花よりも実がかわいらしく、とても魅力のある植物です。

池や木がたくさん植えてある庭に植えたい植物ですが、我が家のようなロックガーデンが主の庭は居心地が良くないようです。

とても似ているミズタマソウの種も播きましたが、花は見ることが出来ましたが、植え場所、置き場所などの制限があり長く栽培することはできませんでした。

上のウシタキソウ(牛滝草)は、自宅で2006年8月2日に撮影した2005年10月6日に播種した苗からの初花です。

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ウシタキソウ(牛滝草)の特徴と育て方

           
和名ウシタキソウ(牛滝草)
学名Circaea cordata
科名・属名アカバナ科 ミズタマソウ属
分布北海道、本州、四国、九州
花期8~9月
特徴

山地の林内に生える、高さ30~60cmの多年草。

全株に柔毛があります。

葉は有柄で対生し、卵心形で長さ5~12㎝、低い鋸歯があります。

茎頂に総状花序を出し白色の2弁花をつけます。

堅果は直径3㎜でカギ状に曲がった毛が密生し、短毛も交じります。

葉の裏面にも密生します。基部は心形。

育て方

大きめの鉢を用い、鉢底にゴロ石を入れ、硬質鹿沼土を主に桐生砂、軽石砂を混合して、水はけよく、水持ち良く植え込みます。

その時、根に触れないようにマグァンプK などの緩行性肥料を入れてます。

植え替えは、毎年、芽が出る直前の2月~3月上旬に行います。

半日陰の通風の良い場所で通年管理します。人工芝などの上に置き水を撒いて湿度を保ちます。葉が焼けるようだたら寒冷紗で調節します。

水は表面が乾いたらたっぷりやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

肥料は薄い液肥を月に2~3回施し、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

関東地方の住宅地は年々猛暑日が多くなって夜間温度も下がりにくくなっているので、難しくなっていますが、エアコンの室外機が充満しないようところだったらそれほど難しくないんだろうと思っています。

ウシタキソウ(牛滝草)まとめ

ミズタマソウ(水玉草)とともに、条件に合うような場所があれば植えたいと思っていた花ですが、家の周りの日陰になるような場所はエアコンの吹き出し口などがあり、1晩中かけている室外機の熱風で植物を植えたり置いたりできない、狭い住宅地なので思うようにはいきませんでした。

それらがクリアできるような場所でしたら、育てることが可能なのだろうと思っています。

タニタデ(谷蓼)の特徴

タニタデ

タニタデ(谷蓼) 2005年9月2日 撮影 三国山

タニタデ

タニタデ(谷蓼) 2005年9月2日 撮影 三国山

         
和名タニタデ(谷蓼)
学名Circaea erubescens
科名・属名アカバナ科 ミズタマソウ属
分布北海道、本州、四国、九州
花期7~9月
特徴

山地の湿ったところに生える多年草。

全株ほぼ無毛で、高さ20~50㎝。

茎や葉柄は赤みを帯びます。葉は対生、長卵形で長さ3~8㎝、先は尖り、低い波状鋸歯があります。

総状花序に、白色から淡紅色で先端が浅裂する小さな花を下向きにつけます。

果実は卵球形で長さ約2.5㎜。

渓流沿いに生え、姿がタデに似ているのでこの名があります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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