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広告 夏の花・山野草の育て方

ヤクシマケイビラン(屋久島鶏尾蘭)の育て方

ヤクシマケイビラン

ヤクシマケイビラン(屋久島鶏尾蘭)は、屋久島に分布するキジカクシ科・ケイビラン属の植物で、屋久島の固有種の多年草です。以前はユリ科に分類されていました。

5㎜程度の小さな花ですが、透き通るような可憐な花がとても素敵です。

屋久島に自生する植物は小さなものが多いのですが、愛好者が多いようです。

上のヤクシマケイビラン(屋久島鶏尾蘭)は、自宅で2007年7月24日に撮影した花です。

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ヤクシマケイビラン(屋久島鶏尾蘭)の特徴と育て方

ヤクシマケイビラン

ヤクシマケイビラン(屋久島鶏尾蘭) 2004年7月6日 栽培品

           
和名ヤクシマケイビラン(屋久島鶏尾蘭)
学名Alectorurus yedoensis
科名・属名キジカクシ科 ケイビラン属
分布屋久島の固有種
花期7月~8月
特徴

花は5㎜程度の小さな花で多年草。

屋久島の永田岳、黒味岳の頂上付近のケイビランは小型で、葉の長さは7~10cm、花茎も15cm位です。

ケイビランは葉の姿が雄鶏の尾に似ることからつけられたようです。

育て方

鉢底にごろ土を3分の1ほど入れ、元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を少量根に触れないように入れ、微塵を抜いた軽石砂、桐生砂、硬質鹿沼土の混合用土に植え込みます。

植え替えは2年に1度か毎年、2~3月に株分けを兼ねて新しい用土で植え替えます。

春と秋は良く日に当て、夏は葉先が日焼けするので、半日陰で風通し良く育てます。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回液肥を水代わりにやります。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。葉がなくなった休眠中の冬は少し水やりを控えます。

透き通るような小さな花とても可憐です。

ヤクシマケイビラン(屋久島鶏尾蘭)まとめ

朝日が少し当たるくらいの半日陰で管理しています。

水はけのよい用土で、夏は風通しの良い日陰で育てます。他の植物に比べて育てるのが難しいということはありません。

ヤクシマと名の付く植物は、小形の可憐な花が咲くものが多いのですが、ヤクシマケイビランもそのような仲間のひとつで、ランという名前がついていますがキジカクシ科の植物です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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