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アンドロサケ・アルメニアカ・マクランタ(Androsace armeniaca var. macrantha)の育て方

アンドロサケ・アルメニアナ・マクランタ

アルメリアの2200mに自生するというアンドロサケ・アルメニアナ・マクランタは種から育てました。アンドロサケ・アルメニアカ・マクランタは私が育てている仲間の中では草丈も高く全体に大きな方で、花径も1㎝、花茎10㎝を伸ばし数花の玉咲きになります。

花後枯れてしまったことから、管理が悪かったのではないかと思っていましたが、越年草であったことを知りました。種が出来なかったので仕方がない事のようでした。

上のアンドロサケ・アルメニアナ・マクランタは、自宅で2007年4月1日に撮影した2006年1月播種の花です。

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アンドロサケ・アルメニアナ・マクランタの特徴と育て方

アンドロサケ・アルメニアナ・マクランタ

アンドロサケ・アルメニアナ・マクランタ 2005年3月2日 撮影 栽培品

 
和名アンドロサケ・アルメニアカ・マクランタ
学名Androsace armeniaca var. macrantha
科名・属名サクラソウ科 トチナイソウ属
分布アルメリアの2200mに自生
花期栽培:3~4月
特徴

石灰岩や火山岩、および移動岩、高山の牧草地に自生します。

小さな披針形の葉が重なるように密生した径6cmほどで単独のロゼット。

花は白~帯ピンクで緑黄色の目がある。花径1㎝、葉群から10㎝の花茎頂に数花密に玉咲きになります。

トチナイソウ属の中では大形だろうと思う。

アンドロサケの仲間は数種育てているが、日本ではトチナイソウ属はトチナイソウとリュウキュウコザクラの2種しかないようですが、私は栽培品のトチナイソウしか見たことがありません。

育て方

苗を買い求めたときは枯らしてしまったが、種からの栽培ではアンドロサケの仲間と同じように、軽石砂、日向土など石系の用土に日光砂、硬質鹿沼土を主にした混合用土で植えています。

夏までは雨を避けて日光に当て、夏は乾燥気味に管理、寒冷紗下で管理していたが、花後枯れてしまったので残念に思っていたところ、越年草だったようなので仕方がなかったようです。

沢山の苗が育ち沢山の花を見ることが出来たが、種を採取することができなかったために、越年草だというアンドロサケ・アルメニアカ・マクランタ絶えてしまいました。

種を購入したもののかなり情報が少なく、越年草だということはのちに知ることになりました。


アンドロサケ・アルメニアカ・マクランタまとめ

アンドロサケ・アルメニアナ・マクランタ

アンドロサケ・アルメニアナ・マクランタ 2005年3月2日 撮影 栽培品

サクラソウの仲間が好きで、かなりたくさんの種を播きました。発芽は良いのでたくさんの苗が育ち、難しいものでも数年は咲くのですが、高山性のサクラソウの仲間は消えていくことが多く、何度も寂しい思いをしました。

アンドロサケ・アルメニアカ・マクランタもサクラソウ科トチナイソウ属の植物でとても可憐な花に見とれて、購入したのですが、この花を見た後に枯れてしまいました。育て方が悪かった為だろうと思い、種を購入して播いたところたくさん発芽して次々と花を咲かせてくれました。

しかし、花が咲いた後にはほとんど枯れてしまったことから、育て方の難しい花なのだろうとその後は育てていませんでしたが、越年草であることを知り、仕方のないことだと思いました。

ネット検索をしてもあまりヒットしない花なので、育てている方も少ないのだろうと思っています。しかしそのような珍しい花を我が家で咲かすことができて、写真が残っていることだけでもうれしいことです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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