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広告 早春の花・山野草の育て方

アネモネ・ブランダの育て方

アネモネ・ブランダ

バルカン半島東部~トルコなど地中海東部沿岸地域が原産地のアネモネ・ブランダは草丈は15cm程度で可憐な花で、山野草的な味わいがあるので、山野草愛好家に好まれて栽培されている花です。

山地性のため、高温多湿を嫌うので、日本の夏をいかに越すかが栽培のコツになります。球根性のため地上部があるうちに肥培して分球させることが出来ればよいのですが、殖やすことが出来ませんでした。

種からの栽培が楽なようですが種も出来なかったために数年で枯れてしまった花です。

上のアネモネ・ブランダは、自宅で2005年3月29日に撮影したものです。

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アネモネ・ブランダの特徴と育て方

アネモネブランダ‘バイオレットスター

アネモネ・ブランダ’バイオレットスター’(Anemone blanda Jacp.) 2005年4月5日 撮影 栽培品

 
和名アネモネ・ブランダ
学名Anemone blanda
科名・属名キンポウゲ科 イチリンソウ属
分布バルカン半島東部~トルコなど地中海東部沿岸地域
花期3~5月
特徴

高さ10~20cm位の宿根草(塊茎)。岩の多い場所や開けた森などに生え、やや山地性。ギリシャでは特に多くの花色の群生を見ることがあります。

イチゲの仲間で、春先に菊咲きイチゲに似た花を咲かせます。

育て方

鉢植えにするか、春先日が当たり、夏場は半日陰になるような排水のよい場所に2~3球植えとします。

10月下旬頃、気温が15℃位になってから植えるのがよく、早く植えると傷みやすいので絶対に避けること。

またアルカリ性の土を好むのでピートなどは避け、肥料は、化成肥料を適量与えます。

春先~花後まではたっぷりと水をやり、地上部が枯れて休眠したら、鉢内が乾ききらない程度に水をやります。

アネモネ・ブランダのまとめ

アネモネ・ブランダ

アネモネ・ブランダ(Anemone blanda) 2004年3月15日 撮影 栽培品

アネモネ・ブランダ

アネモネ・ブランダ(Anemone blanda) 2005年3月19日 撮影 栽培品

アネモネ・ブランダ

アネモネ・ブランダ’バイオレットスター’(Anemone blanda Jacp.) 2005年3月31日 撮影 栽培品

アネモネブランダには、上の花のように様々な品種がありますので、とても楽しい花ですが、山地性の花なので、ほかのアネモネに比べて、日本の高温多湿には弱いのかもしれません。

私もとても気に入って育てていましたが、育て方が悪かったのか、我が家が気候に合わなかったのか、数年は毎年咲きましたが球根は殖えることがなく絶えてしまいました。

新しい球根が育つようでないと殖えることは難しいのだろうと思いました。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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