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広告 早春の花・山野草の育て方

アワコバイモ(阿波小貝母)の育て方

アワコバイモ

アワコバイモ(阿波小貝母)は四国に自生するバイモ属ですが、球根自体はあまり殖えることがないために、種から殖やすほかはないので種ができるのを待っていたのですが、自家受粉では種ができにくいことを最近知りました。

早春の虫が少ないころに咲くので、2本以上は必要で受粉をしてあげなければならないことになります。

種さえできれば、沢山殖やすことが出来そうなので、1本を大切に育てていましたが、繁殖も試みたいと思うようになりました。

上のアワコバイモ(阿波小貝母)は、自宅で2011年3月13日に撮影したものです。

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アワコバイモ(阿波小貝母)の特徴と育て方

アワコバイモ

アワコバイモ(阿波小貝母) 2008年3月12日 撮影 栽培品

 
和名アワコバイモ(阿波小貝母)
学名Fritillaria muraiana
科名・属名ユリ科 バイモ属
分布四国
花期3~4月
特徴

山地の林内に生える多年草。10~20㎝の茎頂に、花を下向きに咲かせます。

花は鐘形、外片突起が目立つ。紫褐色の網目状の斑紋が濃くミノコバイモに良く似ているが、葯は紫褐色。

バイも属は高山型のクロユリを除いて、日本に7種あり花の形が広い釣り鐘形のものと細い釣り鐘形のもの、そして椀形のものにわけられますが、アワコバイモは広い釣り鐘形に入ります。

育て方

春から開花までは日当たり、花が終わったら半日陰、休眠したら棚下などの日陰で管理します。地上部のある間と秋に置き肥と液肥を併用し、ブドウ糖2000倍液を与えます。

潅水は乾いたら与えるようにし、休眠中も与えます。

アブラムシが付きやすく、ヨトウムシ、ナメクジなどの食害に合いやすいので気を付けて見回ります。また炭そ病、ウイルス病等にもかかりやすいので、環境整備や薬剤散布が必要です。

植え替えは隔年の秋、根が動き出す前に行い、硬質鹿沼土、赤玉土に軽石土や山砂を1割程度入れた混合用土で水はけよく植えます。

増殖は分球で殖えにくいため、種からの栽培が良いようです。しかし、自家受粉は難しいとのことですので、数本の栽培が必要になりそうです。

アワコバイモ(阿波小貝母)は殖やすことが難しい

アワコバイモ

アワコバイモ(阿波小貝母) 2008年3月25日 撮影 栽培品

日本に自生しているコバイモの仲間は大好きですが、私は上手に育てることができず、追加購入したいといつも思っていますが、なかなか手が出せないでいます。

しかし、自家受粉は難しいということなので、殖やすのでしたら数本の追加は必須のようです。

好きな植物が育てやすいのは一番嬉しいことですが、好きでもなかなか育たないというのは園芸好きな私にとってはかなり寂しいことで、いつも心に引っかかっています。

コシノコバイモ、ミノコバイモ、カイコバイモ、ホソバナコバイモを育てていますが、ホソバナコバイモは育てやすく、少しずつ殖えて、毎年花が見られます。

北海道のクロユリは中でも育てやすい方ですが、高山性のクロユリは難しいと聞いたことがあり、機会がないままに一度も育てたことがありません。

わが家で育てている、育てたことがあるコバイモ

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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