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オキナワチドリ(沖縄千鳥)の育て方

オキナワチドリ

オキナワチドリは育て方を書いた用紙と一緒に頂いたので、育てることが可能で花も咲き球根も殖えました。

ガラスケースの室内用温室で、セントポーリアを育てていたので、無加温で育てたのですがそれが功を奏したようできれいに花を咲かせてくれました。

ガラスケースなので、それほど温度が下がらずに2月くらいに咲いてくれました。

上のオキナワチドリ(沖縄千鳥)は、自宅で2007年2月24日に撮影したものです。

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オキナワチドリ(沖縄千鳥)の特徴と育て方

オキナワチドリ

オキナワチドリ(沖縄千鳥) 2006年2月15日 撮影  栽培品

 
和名オキナワチドリ(沖縄千鳥)
学名Amitostigma lepidum
科名・属名ラン科 ヒナラン属
分布屋久島から沖縄まで、日本南西諸島に分布する。日本特産種
花期2~5月 自生地では3月頃
特徴

ウチョウランと同じような岩壁に自生するが海岸近くの波のかかりそうな岩上にまで見られます。

自生地では3月頃、まだ他の草が芽出す前に、わずかばかりの岩の割れ目に咲く。

チドリ類でただひとつ夏休眠するランです。

葉はやや柔らかく、長さ2~4cm、幅1~1.5cmの丸みのある葉が2~4枚がロゼット状にあるが日光不足とか水分過多で栽培すると葉は立ち上がってしまう。

地中浅く楕円形の地下茎(球)があり、長さ1.5cm位のものが開花株の標準。

5~10cmの花茎の先に3~7花をやや密に咲かせる。花は長さ1.5cm幅7㎜位で細長くチドリ類ではもっとも馬面である。全体紅紫色で、濃色の斑点があり花弁はよれぎみで行儀が悪い

育て方

砂植え、ミズゴケ植え、ケト土植えなどいろいろな方法で植えられ、植え方による成績の差はほとんどないらしい。

植え替え時期は仮眠中の7~9月で、比較的増殖率がよいので2年に1回くらい行う。

温室の最も明るいところに置き乾いたら潅水します。

肥料は与えなくても良く成育し、増殖します。

オキナワチドリの管理では温度保持が第一で、これが栽培成績の決め手となります。

10℃以上に暖めた温室では温室内で2月ごろ、屋内のまどぎわに置いた鉢で4月頃開花。冬無加温栽培では、まったくというほど花が咲かない。


オキナワチドリ(沖縄千鳥)

オキナワチドリは見たことも栽培したこともない花でしたので、育て方を書いた用紙と一緒に球根をいただいた時には、どのような花が咲くのか嬉しい思いで植え込みました。

丁度、セントポーリアを育てていたので、環境的には良い条件でした。次の年から花が咲き、球根も殖えました。数年育てていたのですが、セントポーリアが光不足で元気がなくなり、花が咲かなくなってきてからは、ガラスケースが大きすぎたこともあり、我が家では何年も花を見たので、欲しい方にあげました。

その頃犬を飼って、ガラスケースの置き場所がなくなったことによります。イワチドリとよく似た花だったこと、その頃は栽培品が多くなり過ぎていたので、手間のかかるものから減らそうと思ったことによります。

家で際限なく育てることは不可能なのでどこかで栽培を打ち切らなくてはならない植物が出てきます。育てるのを止める植物は手間のかかるものになりますが、欲しい方がいたのが幸いだった植物です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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