プリムラ・ジュリアンなど花茎が伸びずに葉のすぐ上でまとまって咲くタイプの園芸品種の親になっています。園芸品種であっても夏に枯らしてしまうことが多いので夏は涼しく育てます。
プリムラ・アコーリスは高山性のプリムラ・ブルガリスから発達した品種のようですが、暑さには弱いので、梅雨から夏は雨がかからない、風通しの良い明るい屋根下で管理します。
プリムラ・アコーリスは育てやすい方ですが、長く育てるのだったら高山性のサクラソウの育て方に倣った方が良いようです。プリムラ類は枯れたものもありますがアコーリスは10年以上育て続けています。
プリムラ・アコーリスの園芸品種のプリムラ・アコーリス‘ブルージーンズ’ の育て方も載せています。
上のプリムラ・アコーリスは、自宅で2010年3月14日に撮影したものです。
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プリムラ・アコーリス(Primula acaulis)の特徴と育て方
プリムラ・アコーリス 2006年4月6日 撮影 栽培品
和名 | プリムラ・アコーリス |
学名 | Primula acaulis |
科名・属名 | サクラソウ科 サクラソウ属 |
分布 | プリムラ・ブルガリスから発達した |
花期 | 早春 |
特徴 | 草丈15cm.葉は根本から多数叢生し 中央部に花を付けます。 花は硫黄色で直径3cm短い茎頂に数花が咲きます。 多数の園芸品種の交配親に使われます。花茎が伸びずに葉のすぐ上でまとまって咲かせるものがアコーリス・タイプで、プリムラ・ジュリアンなどがあります。 |
育て方 | 海外のプリムラの中では丈夫なほうだが、夏の暑さに弱い。 春と秋は日光に当てて、夏は半日陰で、他のプリムラに準じて栽培します。 用土は、硬質鹿沼土を主に、軽石、日光砂などの混合用土を使います。 新葉の展開時から開花中は多めに水を与え、夏は根腐れ防止のために乾燥気味に育てます。 根が混んで根腐れしやすいので花後毎年植え替え、その時株分けも行い根を整理します。 肥料は植え替え時にマグァンプK を根に触れないように入れて、夏を除いて1ヶ月に2~3回液肥を水代わりに施します。 コナジラミ、アブラムシなどの害虫が付きやすいので、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 |
プリムラ・アコーリス‘ブルージーンズ’の特徴と育て方
プリムラ・アコーリス‘ブルージーンズ’ 2010年4月1日 撮影 栽培品
プリムラ・アコーリス‘ブルージーンズ’ 2005年2月13日 撮影 栽培品
和名 | プリムラ・アコーリス‘ブルージーンズ’ |
学名 | Primula acaulis ‘Blue Jeans’ |
科名・属名 | サクラソウ科 サクラソウ属 |
分布 | 園芸品種 |
花期 | 早春 |
特徴 | プリムラ(Primula acaulis)は、ヴルガリスの変種として扱われることも多い。 花色は豊富で中心部は黄色い。種名は「はっきりした茎がない」の意味で、根生 葉の中に、まるでお皿に盛りつけた料理のように花が咲きます。 |
プリムラ・アコーリスまとめ
プリムラ・アコーリス 2005年4月6日 撮影 栽培品
プリムラ類が好きで、かなり難しいものも種から育てて花を咲かせましたが、数年は花がきれいに咲いてくれるものの、梅雨時と真夏の暑さに負けて枯れるものもある中で、プリムラ・アコーリスなど、元気に花を見せてくれるものがあるのはプリムラが好きな私には嬉しいことでです。
プリムラ・アコーリスはプリムラ ブルガリスから発達したと聞きますが、10数年過ぎた現在でも毎年花を見せてくれます。プリムラ・アコーリスの原種と言われるプリムラ ブルガリスを育てていますが、見分けるのが難しいです
プリムラの中ではかなり丈夫で、花後に植え替えれば、夏越しは楽なのですが、花後に植え替えるものが多いので、現在は芽だし前に植え替えています。丈夫なものは後回しになるので秋にも植え替えることもありますが、植え替えをすれば元気に育ちます
プリムラ・アコーリス‘ブルージーンズ’ を地植えにして植え替えなしで育てたのが、プリムラ・アコーリス‘ブルージーンズ’ の写真ですが、5年以上は株が殖え続けて綺麗な花を咲かせているのが分かると思います。
植え替えしなかったために、現在は消えてしまいましたが、植え替えを怠ったことを悔いています。