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プリムラ・フロンドーサ(Primula frondosa)の育て方

Primula frondosa

プリムラ・フロンドーサ(Primula frondosa)は日本のユキワリコサクラと近縁ということです。わが家のユキワリコザクラも、他のコザクラ類が猛暑で枯れてしまった後も残っています。

プリムラ・フロンドーサは、中央アジア、コーカサス地方が自生地のプリムラ ダリアリカ(Primula darialica)とかなり似ていて、同じように育てやすく、日本のコザクラ類が猛暑の夏に枯れてしまったのですが、海外のコザクラ類は元気にしています。

上のプリムラ・フロンドーサ(Primula frondosa)は、自宅で2019年4月13日に撮影したものです。

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プリムラ・フロンドーサ(Primula frondosa)の特徴と育て方

プリムラ・フロンドーサ

プリムラ・フロンドーサ(Primula frondosa) 2006年3月28日 撮影 栽培品

 
和名プリムラ・フロンドーサ
学名Primula frondosa
科名・属名サクラソウ科 サクラソウ属
分布ブルガリア中部900~2000m
花期
特徴

邦産ユキワリコザクラに近縁な小型種。

花はローズライラック~紫紅色で黄目、花茎1.5cm、傘状に10~30花がつきます。

育て方

硬質鹿沼土を主に日光砂、軽石、桐生砂など手に入る混合用土を使い植えつけます。

強健でつくりやすい丈夫な品種だと思われますが、春は日当たりその後は日陰で、夏場はなるべく涼しい環境で管理します。

水分は十分に与えますが、夏はむれやすので少な目にします。

プリムラ類はコナジラミが付きやすいので注意して薬剤散布をします。植え土にオルトラン粒剤をまぜると効果があるようです。

高山性のプリムラなので、新しい用土で花後毎年植え替えます。

肥料は植え替え時にマグァンプK を根に触れないように入れて、夏を除いて液肥を施します。

晩秋になると一旦葉は枯れますが、耐寒性が強いので戸外で越冬できるようですが、我が家は屋根下で管理しています。

プリムラ・フロンドーサ(Primula frondosa)

プリムラ・フロンドーサ(Primula frondosa) 2006年3月24日 撮影 栽培品

プリムラ・フロンドーサ(Primula frondosa)はほとんど情報がないままに、10年以上育てていますが、日本の高山性のコザクラ類がかなり殖えたものの、猛暑の夏に枯れてしまった時も夏を越してくれて育っています。

詳しい情報を得ることができていませんが、低地に自生している日本のユキワリコザクラも残っているので、低地性のコザクラなのだろうと思っています。

日本のコザクラと似て優しい色の花を毎年見せてくれるのが楽しみな花になっています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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