プリムラ・キューエンシス(Primula x kewensis)はイギリスのキュー植物園で交配されたものですが、寒さに弱く、暑さにも弱いいために管理が大変なプリムラですが、温度管理ができればさほど難しいものではありません。
わが家も最初の数年は冬は家の中で、夏は涼しいところで育てていましたが、家の中では間延びするので軒下の温度の下がらないようなところに置いているだけで、10年近く育っています。
上のプリムラ・キューエンシス(Primula x kewensis)は、自宅で2019年4月12日い撮影したものです。
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プリムラ・キューエンシス(Primula x kewensis)の特徴と育て方
プリムラ・キューエンシス(Primula x kewensis) 2006年1月26日 撮影 栽培品
和名 | プリムラ・キューエンシス |
学名 | Primula x kewensis |
科名・属名 | サクラソウ科 サクラソウ属 |
分布 | イギリスのキュー植物園で交配された。P.フロリブンダとP.シネンシスの交配(両種とも中国原産種) |
花期 | 早春 |
特徴 | 交配園芸種で、鮮黄色の花を数段、輪生状に咲かせます。花数は多く、丈夫だが、夏の蒸し暑さは苦手なようです。 草丈は 開花の状態で14~15㎝くらい。 花径は、1cmほど。葉は、粉をまぶしたように白く綺麗なシルバー。 |
育て方 | 硬質鹿沼土を主に日光砂、軽石、など手に入る混合用土を使い、花後に株分けをして植え替えます。 強健でつくりやすい丈夫な品種だと思われますが、春は日当たりその後は日陰で、夏場はなるべく涼しい環境で管理します。 水分は十分に与えますが、夏はむれやすので少な目にします。 プリムラ類はコナジラミが付きやすいので注意して薬剤散布をします。植え土にオルトラン粒剤をまぜると効果があるようです。 花数は多く、丈夫だが、冬期は、簡易フレーム(最低3度)。夏の蒸し暑さは苦手なので、夏期は、家の北側軒下がよい。 肥料は植え替え時にマグァンプK を根に触れないように入れて、夏を除いて液肥を施します。 |
プリムラ・キューエンシス(Primula x kewensis)まとめ
プリムラ・キューエンシス(Primula x kewensis) 2007年4月4日 撮影 栽培品
優しい黄色の花が早春の気持ちを引き立ててくれるように咲いてくれます。家の中に入れた時は1月頃に咲くこともありましたが、軒下などに置くようになったからは、3月から4月くらいに咲くようになりました。
交配種のため育てやすいプリムラの一種です。