ウンナンサクラソウは、中国原産のプリムラで、種から育てましたが、発芽率はよく早春に淡いピンクの可憐な花が茎数本伸ばして咲きます。
栽培は他のプリムラと同じように、秋から春は屋根下の日当たりで栽培し、夏は明るい日陰で管理しますが、夏越は難しいようで1年草扱いになっているようですが、私も夏越はできませんでした。
花後に種を播けば次の年に開花するので、1年草扱いで栽培すればよいのかもしれません。
上のウンナンサクラソウは、自宅で2007年1月28日に撮影したものです。
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ウンナンサクラソウ(雲南桜草)の特徴と育て方
ウンナンサクラソウ 2006年2月24日 撮影 栽培品
和名 | ウンナンサクラソウ(雲南桜草) |
中国名 | 報春花 |
別名 | プリムラ・フィルクネラエ |
学名 | Primula filchnerae |
科名・属名 | サクラソウ科 サクラソウ属 |
分布 | 中国南西部 |
花期 | 2~4月 |
特徴 | 草丈は約40㎝。葉や茎は柔毛と短い密腺に覆われ、葉は3~4対の羽状に切り込み、裂片は尖っています。 花茎が何本も上がり、径2.5cmほどの淡紫桃色の花がたくさん咲きます。 中国南西部の灌木で覆われた南斜面などに自生しています。 |
育て方 | 寒さには強いので、冬は風の当たらない軒下など日の当たるところで管理します。 花時は日当たりが良い場所で、水を切らさないように育てます。 真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 夏越しをする場合は木陰など風通しの良い場所で管理することが必要です。 多年草のようだが、花の咲いた株は枯れてしまいましたが、花後に播種すれば次の年には花が咲きます。 多年草のようだが、持ち越しは難しいようなので種から更新した方が良いようです。 |
ウンナンサクラソウのまとめ
ウンナンサクラソウ 2005年2月21日 撮影 栽培品
ウンナンサクラソウは、早春に淡いピンクの可憐な花が美しい中国原産のプリムラアで、プリムラ シネンシス ステラタ(Primula chinensis strata)との交配によっていろいろな色を持つ園芸品種が流通しているようです。
プリムラは原種も多いのですが、交配が盛んで色とりどりの園芸品種がありますので、好みの花で華やかなガーデニングが楽しめそうです。