アリストロキア・エレガンス(パイプカズラ)は、ウマノスズクサ科・ウマノスズクサ属で、ブラジル原産の高さ数メートルも昇る大型つる性植物です。
日本には明治時代に入ってきたとされ、花の筒状の部分は基部がぷっくりふくらんでおり、パイプのようにも見えるのでパイプカズラの別名があります。
植物園ではよく見られるようですが、非耐寒性植物で、大型になるので、冬に温度管理が出来れば栽培が出来そうです。
上のアリストロキア・エレガンス(パイプカズラ)は、2004年1月9日にとちぎ花センターで撮影したものです。
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アリストロキア・エレガンス(パイプカズラ)の特徴と育て方
和名 | パイプカズラ |
別名 | アリストロキア・エレガンス |
学名 | Aristolochia elegans |
科名・属名 | ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属 |
分布 | ブラジル原産 |
花期 | 夏(温室) |
特徴と育て方 | 高さ数メートルも昇る大型つる性植物。 大きな独特の花が特徴。花は大型で、20cm以上になります。 花は萼が発達したもので、花弁はない。萼は筒状に曲がって、先は広がり、広がっている部分の色は赤褐色地に白の網目模様が入り美しい。 つぼみが風船状に膨らんでくるのもおもしろい形態です。 明治末期に渡来したもので、花の形が面白いのでよく栽培されます。 植物園の温室などで見られます。 熱帯植物で、寒さには弱いが、暑さには強いので、セントポーリアなどと同じように育てると育たないことはないようです。 少し大きくなりますが、興味のある方は育てると面白いと思います。 |